東京都台東区の眼鏡販売店「めがねおー」御徒町店で眼鏡フレームが盗まれた事件で、警視庁捜査3課は別の窃盗事件で逮捕された住所不定の無職の男(23)が同店の事件に関与した疑いが強まったとして、7日にも窃盗容疑で再逮捕する方針を固めた。事件を巡っては、店の運営会社が容疑者とみられる男の画像と動画を「万引き犯」としてホームページ(HP)で一時公開したことが物議を醸した。
捜査関係者によると、男は2月4日、同店から眼鏡フレーム7点(約26万円相当)を盗んだ疑いが持たれている。
男は同6日に北区の眼鏡販売店で眼鏡フレーム3点(56万円相当)を盗んだとして警視庁に同13日に逮捕された。
めがねおーの事件で防犯カメラに映った男に酷似しており、調べに「生活費のためだった」と関与を認める供述をしていた。
同店は同6日、店の防犯カメラに映った男の画像などをモザイク処理をしたうえで公開。15日に削除していた。【神保圭作】