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「原発ゼロ法案に」中長期に議論

民進党の野田佳彦幹事長=衆議院議長公邸で2017年2月20日、丸山博撮影

 民進党の野田佳彦幹事長は6日の記者会見で同党が目指す「原発ゼロ」について「議論していることを最終的に法案にまとめる」と述べた。蓮舫代表は12日の党大会で「原発ゼロ基本法案」(仮称)の策定を表明する意欲を示しているが、党内で異論が強いため、中長期的に議論を続ける考えを示した。

     これと関連し、蓮舫氏は6日の参院予算委員会で「新しい道を歩むべきだ」と述べ、引き続き脱原発を目指す考えを表明。その後、記者団に「しっかり旗を掲げるべきだという思いは変わっていない」と語った。

     蓮舫氏は質疑で、東京電力福島第1原発事故の賠償費を賄うため、2.4兆円を上限に送電網の利用料(託送料)に上乗せする政府方針に対し「(原発を推進した)政府や電力会社の賠償責任を追及すべきだ」と主張。これに対し、世耕弘成経済産業相は「提案の党ならば、2.4兆円をどう回収するかの対案も出してもらいたい」と述べるにとどめた。【朝日弘行】

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