ここから本文です

「私学と推薦枠合意」 森友学園が大阪府に報告も…相手側否定「事実一切なし」

産経新聞 3/6(月) 15:26配信

 学校法人「森友学園」側が小学校設置認可を検討する大阪府私学審議会に、愛知県内の中等教育学校と推薦入学枠の提供で合意していると報告したものの、学校側が合意を否定していることが6日、府への取材で分かった。府は学園側に事実関係の説明を求める方針。

 府によると、2月22日の審議会で、1、2年生の定員計160人に対し、入学予定者は計約45人にとどまっていることが示された。

 審議会を前に学園側は、児童確保策についてまとめた文書を府に提出。その一つとして、全寮制によるリーダー育成を掲げる私立「海陽中等教育学校」(愛知県蒲郡市)への「推薦入学枠の提供で合意」などと記し、推薦入学制度を「アピールする」としていた。

 これに対し、同校を運営する学校法人「海陽学園」は、「全くの事実無根。合意をした事実や、やり取りをした事実も一切ない」などとする文書をホームページで公表。「特定の学校との間に推薦入学枠を設けておらず、予定もない」としている。

 松井一郎府知事は「これまで森友学園側が提出してきた書類そのものの信憑(しんぴょう)性が疑われる。すべて裏を取る形での見直しをしなければならない」と強調した。

最終更新:3/6(月) 15:39

産経新聞

本文はここまでです このページの先頭へ

お得情報

その他のキャンペーン