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【芸能・社会】

実咲凜音、声詰まらせサヨナラショー 兵庫・宝塚大劇場

2017年3月7日 紙面から

宙組トップスターの朝夏まなと(右)とデュエットダンスする実咲凜音=兵庫・宝塚大劇場で(佐伯友章撮影)

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 4月30日の東京公演で宝塚歌劇団を退団する宙組トップ娘役・実咲凜音(みさき・りおん)が6日、兵庫・宝塚大劇場で「王妃の館」「VIVA!FESTA!」の千秋楽上演後に、およそ15分のサヨナラショーを行った。

 初舞台「Amourそれは…」(2009年)から「オ・ララ・アムール」や、「私だけに」(『エリザベート−愛と死の輪舞−』、16年)などを熱唱。さらに「月の満ちるころ」(『王家に捧ぐ歌』、15年)にのせて、相手役のトップスター・朝夏まなとと、息の合ったデュエットダンスを披露した。

 神戸市出身の実咲にとって、地元で8年間の思い出が詰まった本拠地でのラストステージとあってか「宝塚音楽学校に合格してからちょうど10年。笑って泣いて、試練もありましたが、本当に幸せでした」と目を潤ませた。

 4回のカーテンコールは、感極まっておぼつかない実咲に代わり、頼れる“相棒”朝夏がリード。「まぁ様(朝夏)には、花組で一緒だったころから、何から何までお世話になって」と頭を下げ、声を詰まらせた。

 このあと31日から4月30日まで、東京宝塚劇場でも同公演を迎える実咲。有終の美へ向け「東京公演に向けて、まだまだ成長していきます」と誓った。

 

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