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【プロ野球】

広島・堂林がバックスクリーン弾 開幕スタメンへ猛アピール

2017年3月6日 紙面から

阪神−広島 9回表1死、バックスクリーンにソロを放つ堂林=甲子園で(飯室逸平撮影)

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◇広島6−2阪神

 先発枠入りが濃厚な広島の岡田が力のある直球に変化球を織り交ぜ、4イニング無失点と好投した。阪神は先発した新人の小野が3イニング7安打と苦しみ4失点。4番原口が2打点を挙げた。

   ◇

 広島の堂林が、開幕スタメンを強烈にアピールした。開幕カードで対戦する阪神の小野、横山から快音を連ね、9回には岩崎からバックスクリーンへ特大アーチ。打った瞬間、堂林は打球の行方を確信した。

 「初球振り遅れて、高め(の直球)が強い印象があったので、振り負けないようにしっかり入っていこうと思いました。いい方向に飛んでくれました」

 緒方監督が「いい内容のものが続いている」とうなずいたように、中身の濃い3安打だった。昨秋から新井に弟子入り。キャンプでもバットを振り込んだ。まだ3月上旬だが「左翼・堂林」は、首脳陣の構想にあるはずだ。甲子園は高校時代に全国制覇を果たし、プロ初本塁打を放った思い出深い球場。飛躍の予感を存分に漂わせた。 (杉原史恭)

 

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