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yokoyumyumのリノベブログ

ファッション系広告代理店を経て2012年東京→札幌へ移住。2016年7月築31年の中古マンションを購入し『インダストリアル』をデザインテーマにリノベーションしました。

一棟まるごとリノベーション!ひと味違う札幌の人気ゲストハウス『UNTAPPED HOSTEL(アンタップト・ホステル)』の魅力まとめ

札幌 リノベーション

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2014年12月にオープンした『UNTAPPED HOSTEL(アンタップト・ホステル)』札幌駅の北側に位置し、地下鉄南北線『北18条』駅を降りてすぐの場所にあります。近くには北海道大学も。
元々はうなぎ屋だったビル(5階建)を一棟まるごとリノベーション。まだ、スケルトン状態だった工事中の現場にもお邪魔させてもらったことがありますが、あれから早2年。ひと味もふた味も違う、人気のゲストハウスと化した『UNTAPPED HOSTEL』の魅力に迫りたいと思います。

UNTAPPED HOSTEL外観

ゲストハウス、ホステルって何⁈

バックパッカーにはお馴染みの宿=ゲストハウス。認知度が低かった日本でも、ここ数年で一気に増えています。
ドミトリー(相部屋)があり、素泊まりで大体3000円前後。歯ブラシやタオルなどのアメニティは無く、キッチン・シャワー・トイレなどの設備は共用、というのが基本スタイル。
一般的なホテルや旅館とは違って、ゲスト同士の交流が盛ん&海外からのゲストも気軽に受け入れられるところも特徴のひとつかと。

UNTAPPED HOSTEL宿泊ルームへの入口

イメージを覆されるクオリティの高さ

 

1F ごはんや『はるや』

地元ではよく知られる『はるや』さんが1Fに。元は札幌・円山にあった人気のお店。宿泊に関係なく利用できるので、ランチ&ディナータイムは地元のお客さんも多いです。土日のみ、朝食もいただけます。

UNTAPPED HOSTELの1Fにあるごはんや『はるや』

インダストリアルなランプ

UNTAPPED HOSTELの1Fにあるごはんや『はるや』の朝食

※こちらは朝食。季節のワンプレートにご飯とお味噌汁付きのセット 

2F キッチン&リビングルーム

薪ストーブのある1Fエントランスの一部と、2Fの一角が吹き抜けになっていて、開放感のあるリビングルーム(夜の雰囲気もこれまたいいんです)

UNTAPPED HOSTELのエントランス吹き抜け照明

UNTAPPED HOSTEL2Fのゲスト専用リビングルーム

UNTAPPED HOSTEL2Fの共用キッチン

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3F・4F・5F 宿泊スペース

ドミトリー以外に個室もあります(2名用のダブルルーム&4名用のバルコニー付グループルーム)↓1枚目の画像はドミトリー。木がふんだんに使われていています。よくある二段ベットではなく、大工さんが作ったもの。壁があり、プライバシーを保てるので、カプセルホテルに近いかも。そして、各ベットにはホテル仕様のマットレスまで付いてます。

木がふんだんに使われたUNTAPPED HOSTELのドミトリー。

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バルコニー付きのグループルーム

見てください、この味のあるドア(タイのものだとか)。天井もいいんです。無機質なコンクリートと、温かみのある木が見事に調和してます。
画像にはないですが、バルコニーでは夏季限定でバーベキューも出来ちゃいます。

『寝るだけじゃもったいない』そう思わせてくれる宿造り


別館もあるんです。『UNTAPPED ANNEX』

こちらは2016年10月にオープン。民家をリノベーションしています。和室と繋がった広いリビングにはこんなスペースも(↓画像1枚目)。スピーカーは、札幌を拠点に活動するステレオ屋『Luv works SOUND』によるもの。朝、珈琲を飲みながら、あるいは夜にお酒を飲みながら、ハンドメイドスピーカーと真空管アンプで『音』を楽しむことが出来る贅沢な空間です。

UNTAPPED HOSTEL別館のリビングルーム

UNTAPPED HOSTEL別館の和室

UNTAPPED HOSTEL別館にある『SCHOOL BUS』制作のアイアンと木の造作ラック

※アイアンの造作ラック
見た瞬間「欲しい」って思っちゃいました(笑)それもそのハズ⁈ ショップの什器デザインやオーダーメイドの家具製作で人気の『SCHOOL BUS』に作ってもらったものだそう。実は我が家も、リノベーションでお世話になったんです。どうりでツボなわけだ!

一期一会な出会いと『生きた情報』

 

人柄の良さが滲み出るオーナーのキャラクターも、この宿に人を惹きつける理由のひとつなんだと思います。宿の魅力だけでなく、オーナーの魅力も相まって、リピートするゲストも多いんじゃないでしょうか。また、『札幌と言えば』な、王道の観光情報はもちろんですが、地元人だからこそ知り得るオススメのグルメスポットや、イベント情報、ちょっとディープなスポットに至るまで、一般的なホテルや旅館では知り得ない情報もここにはあります。

UNTAPPED HOSTEL受付

ゲストだけじゃない。地元人からも愛される宿


「日本に居ながら異国に触れられる」というのも海外ゲストの多いゲストハウスの特徴ですが、UNTAPPED HOSTELには地元人も多い気が。『はるや』さんを目的に訪れる方も居れば、札幌市内の方がわざわざ泊まりに来ることもあるそう。(わたしもそのひとり)
ゲストはもちろん、地元人も入りやすい宿を目指したい、と話していたオーナーの想いが表れている証拠だと思います。 

 

おわりに

「デザイナーズホテルに泊まってみたい」という人は少なくないと思いますが(分りやすいところで言えば中目黒の『CLASKA』とか)「デザイナーズホステル」「デザイナーズゲストハウス」というのがあっても良いんじゃない?と思ったりします。
有名な建築家じゃなくてもいいんです。造り手の思想やこだわり、他にないアイデアが詰まっていれば、それだってデザイナーズなんじゃないかと。新築に勝るとも劣らないリノベーションの面白さを、この宿が再認識させてくれたような気がします。札幌にお越しの際は是非。オススメの宿です。

UNTAPPED HOSTEL
http://untappedhostel.com/
札幌市北区北18条西4丁目1-8

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