[PR]

 国交樹立から40年以上も友好関係を維持してきた北朝鮮とマレーシア。だが金正男(キムジョンナム)氏の殺害事件をきっかけに、大使を追放し合う報復合戦に発展した。断交という最悪のシナリオも現実味を帯びつつある。

 「彼は謝罪すべきだった。誰も我が国を侮辱し、我が国で混乱を引き起こすことはできない」。ナジブ首相は6日、カン・チョル大使の国外退去処分について記者団に語った。

 両国関係がここまでこじれるとは、マレーシア側も当初は想定していなかった。先月13日に正男氏の殺害事件が起きた直後は、政権幹部も「両国の関係に影響はない」と語っていた。

 北朝鮮にとって、マレーシアは…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら

こんなニュースも