2017年3月5日、鳳凰網は韓国が日中とサッカー・ワールドカップ共催を画策していると伝えた。
大韓サッカー協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長は2日の記者会見で、あくまで議論の段階としつつも2030年に南北朝鮮と日中の4カ国でサッカー・ワールドカップを共催したいとの構想を明らかにした。もっともあくまで構想だけのようで、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は日本メディアの取材に対し、「寝耳に水。相談を受けたこともない。驚きだ」と目を白黒させていた。
国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長は26年以後の大会は2カ国以上の共催を推奨する方針を示している。巨大化した大会を1カ国で開催するのは難しいという判断だ。日本は50年までに単独開催を目指す方針だが、田嶋会長によると共催を検討する場合でも、中国と“だけ”という構想だという。(翻訳・編集/増田聡太郎)