産経ニュース

【金正男氏殺害】韓国メディアがクアラルンプールでひんしゅく 北朝鮮大使館前 現地メディアと一触即発

ニュース 国際

記事詳細

更新

【金正男氏殺害】
韓国メディアがクアラルンプールでひんしゅく 北朝鮮大使館前 現地メディアと一触即発

2月26日、クアラルンプールの北朝鮮大使館前で、メディアに囲まれて壊れたドアミラーを修理する大使館関係者(吉村英輝撮影) 2月26日、クアラルンプールの北朝鮮大使館前で、メディアに囲まれて壊れたドアミラーを修理する大使館関係者(吉村英輝撮影)

 一方、東南アジアではこれまでも、韓国メディアの「無鉄砲ぶり」が恐れられてきた。特に、日米中も参加して地域の安全保障を意見交換するASEAN地域フォーラム(ARF)は、北朝鮮の閣僚の生の声が聞ける貴重な場面。韓国メディアは、ここぞとばかりに母国語で取材するが、カメラマンも我先にと殺到。日本のカメラマンが押しのけられ転倒し複雑骨折したこともあるという。ラオスが議長国だったときは、電気の刺激を与える警棒で韓国メディアの制御に成功したという武勇伝すら残る。

 話を戻し、クアラルンプール。やはり悲劇は起きた。北朝鮮大使館職員とみられる男性が乗った黒塗りのメルセデスベンツが門を抜けると、カメラが殺到。現地のマレーシア人カメラマンが「ドント・プッシュ」と韓国人カメラマンに罵声を浴びせ、体当たりで押し返す。取り囲まれるベンツ。クラクションは“空砲”とかし、「ゴツゴツ」と鈍い音。運転席側のサイドミラーが壊れたのだ。

 怒鳴り声をまき散らしながら降りてくる男性。過日、マレーシア側から文書を受け取りに門扉に出てきた際は、水色の長袖ワイシャツの胸に赤いバッジをつけていた。だが、この時は同じ色のシャツながら、バッジはなかった。買い物などプライベートな所用なのか。もしくはそれと見せかけ、トランクにはマレーシア警察が出頭を求める2等書記官が隠れているのか。

続きを読む

このニュースの写真

  • 韓国メディアがクアラルンプールでひんしゅく 北朝鮮大使館前 現地メディアと一触即発
  • 韓国メディアがクアラルンプールでひんしゅく 北朝鮮大使館前 現地メディアと一触即発
  • 韓国メディアがクアラルンプールでひんしゅく 北朝鮮大使館前 現地メディアと一触即発
  • 韓国メディアがクアラルンプールでひんしゅく 北朝鮮大使館前 現地メディアと一触即発
  • 韓国メディアがクアラルンプールでひんしゅく 北朝鮮大使館前 現地メディアと一触即発
  • 韓国メディアがクアラルンプールでひんしゅく 北朝鮮大使館前 現地メディアと一触即発

「ニュース」のランキング