出場128クランの頂点が決定。オンラインFPS「WarRock」，第4回公式クラン戦決勝大会を開催

アップデートの概要を紹介した，SeedCオンライン事業部の加納英和氏

　3月21日，東京都内のインターネットカフェ，アイ・カフェ AKIBAPLACE店にて，オンラインFPS「WarRock」の“第4回公式クラン戦2010 オフライン決勝大会”が開催された。また，会場では4〜5月にかけて行われるアップデート内容の一部が公開。会場には，出場選手のほかにも同タイトルのプレイヤーなど約100人の観客が集まり，賑わいを見せていた。

　直近のアップデート情報としては，新マップ「LOST TEMPLE」の追加などが発表されたほか，ラグ解消のためにサーバースペックの見直しを検討していること，3月25日からX-trapに変わる新たなセキュリティソフトが導入されることなどが明らかになった。


　決勝大会に出場したのは，全128クラン参加の予選を勝ち抜いた「all」「Blood+」「Motherfucker」「猛者の集い」の4クラン。このうち，優勝を争ったのはallとMotherfuckerだ。なお，allの選手達は前日にアイ・カフェ AKIBAPLACE店に集まり，会場の雰囲気やプレイの感触を確認していたとのこと。

会場では，各選手に1台ずつPCが貸与され，各自がセットアップを行った。また選手達は，使い慣れたキーボードやマウス，マウスパッドを持参。中には，モニターまで持ち込むほどこだわりを見せた選手もいた

　決勝戦は5セット3本先取（1セットは3ラウンド先取）で，マップは「Cadoro」と「Marien」をセットごとに交互に使用，加えて「閃光地雷」を除くアイテムおよび銃器の使用制限なしというものだ。第1セットと第2セットは，序盤で勢いのある攻めを見せたallが制した。


　このまま勢いで優勝してしまうかと思わせたallだが，続く第3〜4セットはエンジンのかかってきたMotherfuckerの選手が奮闘。連続キルを決めて逆境を覆すなど，光るプレイを見せていずれも3対1で制し，勝負を最終セットに持ち込んだ。



　優勝を賭けた最終セットは，両クランとも拮抗した実力を見せ，白熱する戦いに会場は大いに盛り上がった。結局，終始安定したプレイを見せたallが3対1で勝負を決め優勝。
　allの選手達は，互いの健闘を讃え合うとともに，応援してくれた観客や大会に参加したほかの選手達に感謝の意を述べていた。またこの決勝大会の模様は，Justin.tvを通じてライブ配信されていたが，視聴者の有志と優勝クランのallによるエキシビジョンマッチも行われた。

優勝した「all」	2位の「Mothefucker」
3位の「猛者の集い」	4位の「Blood+」

「WarRock」公式サイト