2017冬アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」も、もうすぐ終わりをむかえるという事で、最近は非常にアツく毎話見る度に心が叫びたがっている状態です!
そして、何といっても「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」は物語が始まってから現時点(45話)でかなりのキャラが痛切な最後をむかえています。
という事で、今回は僕が不覚にも泣きかけた、泣いてしまった感動シーン(死亡シーン)をまとめてみました。
- マサヒロ・アルトランド(13話)
- フミタン・アドモス(16話)
- ビスケット・グリフォン(21話)
- カルタ・イシュー(23話)
- アストン・アルトランド(32話)
- 名瀬タービン、アミダ・アルカ(40話)
- ラフタ・フランクランド(41話)
- ノルバ・シノ(45話)
- まとめ
- この機会に鉄血のオルフェンズを観る
マサヒロ・アルトランド(13話)
鉄華団の敵対組織ブルワーズのヒューマンデブリ(敵)として再開したマサヒロ(アキヒロ弟)が兄(アキヒロ)をカバい宇宙にちった第13話。
マサヒロの最後
マサヒロ「面白い話聞いたんだ。知ってる?人間は死んでも魂が生まれ変わるって嘘みたいな話…」
マサヒロ「ねえ兄貴分かった?ヒューマンデブリはこうやって死んで…」
アキヒロ「分からねぇ、分かってたまるかよ!そう。お前がここで死んじまってもきっと生まれ変わって…」
アキヒロ「生まれ変わって戻ってくるんだよ!俺たちの家に!」
マサヒロ「生まれ変わりがホントか嘘かそれももうすぐ分かるよ…。先に確かめてくるね兄貴…兄ちゃん…。」
・ヒューマンデブリは何も悪くない。悪いのは全部、社会だ。そんな理不尽を感じた回でした。
最初、ヒューマンデブリの闇をアキヒロにぶつけていたマサヒロが、最後にアキヒロを"兄ちゃん"と呼んだ瞬間は兄弟の愛を感じて嬉しかったですが、涙がこぼれました。
鉄華団のお葬式
名瀬「泣けよ。葬式ってのはな生きてるヤツらに思いっ切り泣くことを許してくれる場でもあるんだ。だからよ今日ぐらいは…」
シノ「嫌です。格好よかった仲間を見送るってときに自分らがだせぇのは嫌です」
団員「クッ」
・自分の指示で仲間を死なせてしまい、悲しい想いをしていても、死んでいった仲間のために決して涙を見せない。シノや鉄華団の男らしさを感じたシーンでした。
フミタン・アドモス(16話)
ノブリス・ゴルドンの略により、クーデリアの次女フミタンが死んだ第16話。後半から感じられたフミタンの心情変化が、行動にうつされた瞬間でした。
フミタンの最後
フミタン「嫌いだった。何も知らない…まっすぐなだけの…あなたの…眼差し…」
フミタン「現実が見えたら…すぐ曇ってしまうものと…」
フミタン「でもあなたは輝きを失わずここまで…あの本の…少女の…ように…」
クーデリア「フミタン…?ねえフミタン返事をして…」
ミカヅキ「クーデリア。もう行かなきゃ」
クーデリア「三日月。フミタンが返事をしないの。ねえフミタン」
クーデリア「ダメよフミタンがここにいるのに。私行けないわ三日月」
ミカヅキ「もう…フミタンじゃない」
フミタンとクーデリア
フミタン「この絵…」
クーデリア「これはね革命の絵なの」
クーデリア「絶望のなかでそれでも輝いた眼差しで前を見つめて…どうしたの?フミタン」
フミタン「申し訳ありません。何かこの少女がまるで…まるで希望のように私には見えて…」
・現実を受け入れられないクーデリアにミカヅキが言った「もう…フミタンじゃない」という言葉や、
本を読みながら無意識に涙をこぼしたフミタンとの回想シーンに感極まり泣きそうになりました。
特に最後の回想で"革命の絵"と、クーデリアが重なった瞬間はかなり、ジンときました。
ビスケット・グリフォン(21話)
カルタ・イシューからオルガを守り、参謀のビスケットが死んだ21話。放送日の2月28日は、全国ビスケット協会が昭和55年に作ったビスケットの日でした(関係ない…タブン)
ビスケットの最後
オルガ「ビスケット」
ビスケット(聞こえないよオルガ… 行かないと)
ビスケット(まだこんなところで俺は…死ねない)
ビスケット(全部終わったら火星に帰ってクッキーとクラッカを…学校に入れて…またみんな一緒に…)
ビスケット「オルガ…俺達で…鉄華団を…」
・「島を出たら話をしよう、俺達のこれからの事を。」倒置法(タブン)を使った文学的な死亡フラグを聞いた時々からそんな気はしていましたが、最終的にフラグは折れませんでした。
序盤から火星に残る妹たちの事を気にかける描写が多かった分、僕もかなり悔しかったです。
EDとともに火星の妹たちが出てきた瞬間はホントに泣きそうになりました。
カルタ・イシュー(23話)
ビスケットを殺した憎っくき地球外縁軌道統制統合艦隊(笑)のカルタが鉄華団に決闘を挑むも、ミカヅキにぶち殺される第23話。
カルタの最後
カルタ「マクギリス…助けに来て…くれた…のね…」
ガエリオ「ああ、そうだ。」
カルタ「私は…不様だった…わね」
ガエリオ「そんなことはない。お前は立派に戦ったよカルタ」
カルタ「あり…が…とう」
ガエリオ「カルタ…ゆっくり休むといい」
・最初に回想で、養子になったばかりのマクギリスにも平等に接しているカルタの姿を見て少しヘイトが抜けてしまいました。(根は良い奴だった)
また、瀕死の状態で助け出されたカルタがガエリオを「マクギリス」というシーンは胸が締めつけられるような想いになりました。
このシーンのガエリオの気持ちを想うと泣きそうになります。ガエリオはこのアニメの中でもかなり可哀想なキャラです。
そもそも、これを仕組んだのはマクギリスですから…
アストン・アルトランド(32話)
ガラン・モッサに騙され、ギャラルホルン(マクギリス)との戦闘中にタカキをかばって、アストンが死んだ第32話。
アストンの最後
タカキ「嫌だ…嫌だ!俺はお前がいてくれたから今まで地球でやってこれたのに!」
タカキ「火星を離れてフウカを幸せにしてやれるか不安で…」
タカキ「だけどお前が隣にいてくれたから…友達になってくれたから!」
アストン「俺は…違う。俺はお前に…フウカに出会わなければよかった」
アストン「ヒューマン・デブリは感情なんて持ってたら生きていけない。仲間が殺されても悲しんでたら潰される。俺達は自分の心を殺して生きてきたんだ。」
アストン「なのに…なのに…。本当に…お前らに出会わなければよかった」
アストン「死にたくないって思いながら死ななくちゃいけないんだからな」
アストン「でも…ありがとう」
・「一緒に帰ろう」「約束だ」など、わりとフラグを立てていたのでそんな気もしていましたが、やはり逝ってしまいました。
アストンは序盤から、自分をヒューマンデブリ(自分の命に無頓着)として見ていて、タカキはそれをよく思っていない。そんな描写が多かった分、アストンの最後の言葉は本当に嬉しかったし、悲しかったです。アストンもいろいろ葛藤があったのだと思います。
名瀬タービン、アミダ・アルカ(40話)
イオク・クジャンとジャスレイ・ドノミコルスの謀略により、ギャラルホルンから違法組織に認定されたタービンズ。そんなタービンズを守るために、ギャラルホルンの攻撃(違法兵器)をうけ、名瀬の兄貴とアミダの姉貴が亡くなられた第40話。
アミダの姉貴の最後
(名瀬…見せてやるよ。とびっきりの輝きを)
名瀬の兄貴の最後
(見えたぜアミダ)
(一人じゃ逝かせねぇ。そうだろ?アミダ)
(女は太陽なのさ。太陽がいつも輝いてなくっちゃ男って花はしなびちまう)
(いつも笑っていてくれよアミダ。強く激しく華やかに笑っていてくれ。そうすりゃ俺はどんな時だって顔を上げることができる)
(お前って太陽に照らされてりゃあ俺は…)
・後半、アミダさんと心を通わせていた名瀬さんの姿。そして、二人の死は衝撃的で本気で泣いてしまいました。最後まで名瀬さんらしいセリフで、本当にカッコ良い兄貴でした。
それと演出に全く詳しくない僕(素人)の個人的な意見ですが、演出がとても上手かったと思います。BGMと鉄華団、タービンズの泣いてる姿だけを見せ、最後にオルガの震え声で「兄貴」とだけ聞かせそのままEDを流す。神か!!
ラフタ・フランクランド(41話)
ジャスレイ・ドノミコルスが鉄華団を挑発する為だけに刺客を放ち、その刺客の凶弾によって命を散らされたラフタ。
ラフタの最後
ラフタ「へえ~かわいいじゃん」
ラフタ「目つき悪っ。なんか似てるかも」
ラフタ「すみません、これください」
アジー「あぁ…ああ‥ラフタァーーーーー」
・正直、二週連続はキツかったです。人形にアキヒロを重ねて、あんなに優しい目をしていたのに、現実は本当に理不尽です。よくもラフタを…
僕の身勝手な想いではありますが、あのままアキヒロと二人で幸せになってほしかった。そんな気持ちがずっと、心にあります。
今回の一件で視聴者に与えた悲しみや怒りは莫大で、"ラフタショック"や"ラフタ追悼の会"という言葉が生まれたほどです。
ノルバ・シノ(45話)
鉄華団の中心メンバー、シノがラスタルの命を狙い、決死の覚悟で挑むも志半ばで果ててしまう第45話。
シノの最後
オルガ「シノォォォォーーーーー」
(外れる…)
シノ「くそ!!くそがぁぁーーー!!!!」
シノ「ちっくしょぉぉーーー!!!!」
ヤマギ「ハッ…」
46話の回想にて
シノ「なあ。やっぱヤマギってよぉ。俺のこと好きなんかな?」
ユージン「はあ?何言ってんだよお前。今更か」
シノ「いやそうかな~とは思ってたけど俺ら家族だろ?身内でどうとかピンとこなくてよぉ」
シノ「ほんといろんな奴がいるよなここは。気負い過ぎてガチガチの団長にヘタレが抜けきれねぇ副団長。何考えてっか分かんねぇ狂犬みたいな奴や筋肉バカや」
シノ「俺みてぇなのを好きになってくれる物好きもいてよぉ。いろんな奴がいるここが俺は好きだ。守りてぇよ鉄華団を』」
※回想終わり。
ヤマギ「シノがいない場所で生きてくぐらいなら一緒に終わりたかった」
ヤマギ「そんなこと言ったらシノはきっと怒るね」
・ただ、ただヤマギワが切なすぎる。そんな46話でした。特に、最後の包帯が散る瞬間は本当に切なく、涙がこぼれました。
また、命懸けの攻撃を失敗したシノの悔しさを考えると本当に胸が苦しかったです。
唯一の救いはシノが鈍感野郎ではなく、ちゃんとヤマギの想いに気づいていた事です。ユージンがヤマギに伝えてた一言で、ヤマギもきっと救われただろうと、勝手に思っています。
まとめ
はじめに、僕を褒めてほしいです。死亡シーンなどを見直していると自然に目に涙がたまり、最後には泣いてしまいました。今もとても、感傷的な気持ちです。
まとめてみて改めて感じたことですが、アキヒロ・アルトランド周りの人間たちが死にすぎて本当に悲しいです。ただでさえ悲しい人生を歩んできたのに、仲間ができてもこんな想いをするなんて…
そして、もう一つ感じたことですが、自分は「鉄血のオルフェンズ」というアニメをぜんぜん分かっていなかったという事です今も全ては分かっていませんが、この記事をとおして、「鉄血のオルフェンズ」のキャラ達の事を少しは理解できたと思っています。特にヤマギの想いに気付いたのは二期の後半からと遅く、とても申し訳ない気持ちです。
「鉄血のオルフェンズ」はバトルアニメですが、感動アニメと言っても過言ではないくらい泣けるシーンの多いアニメでした。
この機会に鉄血のオルフェンズを観る
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