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K'z Lifelog

汽車旅のノウハウや、汽車旅に関連するニュースなどを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

小幅改正でもJRダイヤ改正は鉄道ファンにとって一大イベント? 次は4社直通S-TRAINと東武特急リバティ!

鉄道ニュース

キハ40

3月4日は、年に一度のJR各社のダイヤ改正でした。昨年は北海道新幹線の開業、一昨年は北陸新幹線の延伸開業といった大物がありましたが、今年はそれに比べると小幅な改正になっています。それでも、鉄道ファンにとっては、ダイヤ改正は一大イベントのようです。

今年は久々の小幅な改正

年に一度、通常は3月に、JR6社が合わせてダイヤ改正を実施します。今年のように、通勤・通学がない土曜日に実施されることが多いようです。

前述のとおり、今年のダイヤ改正は、昨年、一昨年のような大規模な新線開業がなく、いたって小幅なものになっています。それでも、新たに登場するもの、消えていくものがそれなりにあります。主なものと列挙してみます。

  • 新たに登場するもの
    • 可部線の延伸(復活)開業(JR西)
    • 蓄電池電車(JR東:烏山線・男鹿線、JR九州:筑豊本線) →関連記事
    • 新たな観光列車「かわせみ やませみ」(JR九州)
  • 消えていくもの
    • 札幌から道東・道北への直通特急列車削減(JR北:宗谷本線・石北本線)
    • JR北海道の美々駅など10駅廃止(JR北)
    • 485系の定期運用列車(JR東:信越本線) →関連記事

新たに登場するもので最も大きなものは可部線の復活開業でしょうか。一度廃止になった路線が、ごく一部とはいえ、電化されたうえで復活するのは初めてということですので、注目ですね。一方、消えていくもので大きなものは、JR北海道の札幌から稚内・網走への直通特急の削減でしょう。ブルートレインなど、車両の老朽化を理由に廃止された列車はこれまでも多くありましたが、今回のJR北海道の件は、車両の増備ができないための苦肉の策ともいうべき改正です。JR北海道の経営状況の厳しさを物語っています。

ダイヤ改正のポイントについて、乗り鉄的な視点でまとめた記事を投稿していますので、興味があればご覧ください。

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小幅改正でも鉄道ファンにとっては一大イベント!

このような小幅のダイヤ改正であっても、鉄道ファンにとっては一大イベントのようです。

以前、ブログの運営報告でも書きましたが、今回のダイヤ改正のポイントをまとめた記事が、当ブログの検索流入の半分以上を占めています。

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この記事を投稿したのが、JR各社がダイヤ改正の概要を発表した翌日の昨年12月21日です。それから2か月半以上も、毎日、この記事がダントツのアクセス数トップです。当ブログへの検索ワードも「ダイヤ改正」を含むものが上位10位を独占しているような状況です。

今年の小幅改正の内容からして、たいして需要もないかと思っていたのですが、まったくそんなことはありませんでした。一般には小幅な改正と見られているとしても、鉄道ファンにとっては、ダイヤ改正は一大イベントなのですね。

次は東武特急「リバティ」と4社直通座席指定列車S-TRAIN

JRのダイヤ改正は終わりましたが、次は、大手私鉄のダイヤ改正が控えています。

今年の注目は、何といっても東武鉄道の新たな特急列車「リバティ」の導入でしょう。単なる車両更新にとどまらず、これまで特急列車が走っていなかった会津鉄道方面へも「リバティ会津」を新設するなど、特急の運行形態を大幅に変更するダイヤ改正となっています。

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また、もう一つの注目は、3月25日から運行を開始する、西武鉄道・東京メトロ・東急電鉄・横浜高速鉄道の4社を直通する有料座席指定列車「S-TRAIN」の登場でしょう。土休日運転の西武秩父~元町・中華街のS-TRAINは、池袋を降車専用にして乗車できないようにするなど、実験的なダイヤとなっています。実際に、4社の想定どおりに利用されるのかが注目です。

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当ブログでは、今後もダイヤ改正に関連した記事を投稿していく予定ですので、お楽しみに!