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第一話
晴れた空。青い海。いつもと変わらない鎮守府。
その鎮守府の工廠には、提督と秘書艦の島風がいた。
「新しいレシピを試してみよう」
「資源の無駄になんないー?島風の分も取っておいてね☆」
「はいはい」
そう言った提督は、資源をそれぞれいくつにするか考えてみる。
「そうだなぁ‥」
そこで提督、ふと気づいた。
「173とかどうだろう。オールで」
「173?それってなんの数字?ハッ、まさか提督の欲しい子供の数だったりして‥」
「そんなに欲求不満じゃねぇからぁ!?」
ではなんの数字なのか?と島風に聞かれる。
「ん~、出て欲しい子の身長かな?うん」
「提督は173cmの子がお好み?」
「小さすぎず、大きすぎずで考えた結果、173が一番という結論に至ったのだ」
「ふ~ん」
提督の考えなど興味ないと言わんばかりの『ふ~ん』である。
「ま、とにかく回してみようや。妖精さん、お願いね~」
「‥!」
言葉を発しない妖精は、資源を受け取ると、なにやら嬉しそうに工廠の奥へと走って行った。
それから約1時間後‥。
「そろそろ出来る時間だぞ、島風。工廠に行こう」
「レッツゴー♪」
工廠で出る子に対して、毎回楽しみがある。
だが、工廠にいたのは、そんな楽しみをブチ壊すやつだった‥。
「失礼しまー‥!?」
「イェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェイ!!!!!!!!」
なんだコイツ!?ウチの秘書より馬鹿っぽそう!
「俺を産んでくれて、ありがとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
うるせぇよ!?黙れよ!?
「あ、じゃあ自己紹介を‥。」
この言葉がさらに展開を変えるのであった。
「どぉーも!!空前絶後のぉ!超絶怒涛のピン芸人!笑いを愛し、笑いに愛された男ぉー!!」
いやいやまてまて、男だと!?工廠から男が出るなんて聞いたことないぞ!?
これは後で報告書に書かなければな‥。
「漫才、コント、落語、すーべてぇの笑いの生みの親ぁ!!人呼んで七福神8人目の笑いの神ぃ!!」
自分で神とか言っちゃったよこの人!?色々と痛いやつだなオイ!
「身長173cm、体重63kgぉ!長所・明るいところぉ!短所・コミュニケーション能力の欠如ぉ!!お笑い界に舞い降りたキングオブ人見知りぃ!!」
「あ、やったね提督、見事173cmの子だよー。88888」
島風は島風で色々と疲れているようだ。
「昭和56年生まれぇ!出身地は母親ぁ!!家族構成・父ガイア池崎ぃ!母ポセイドン池崎ぃ!兄ともかずぅ!!」
ガ‥ポセ!?やっぱ痛いわコイツ!
てか家族って姉妹艦のことか?あ、いやこいつの場合兄弟艦か。うーん。
もうなにがなにやらわからなくなってきた。
だが、コイツの自己紹介はまだ止まらない。
「時給1240円!貯金残高84,800円!キャッシュカードの暗証番号・8931!楽屋そでの芸人のみんな、今がチャンスでぇす!
もう一度言います、8931ぃ!白菜って覚えてくださぁい!!iPhoneのパスコードロック8931!白菜って覚えてください!!」
え!?艦娘もとい艦息子ってキャッシュカード持つの!?初耳だよ!?
「そぉう、そしてみんなお待ちかね、次男で末っ子、この俺はぁ!!…サンシャィィインいぃけ…袋の近くでぇ!!普段アルバイトをしてまぁす!!」
ついに名前出るかと思ったらなんだよ!?てか池袋って!?ここ横須賀だよ!?遠いわ!
ごめん!わざわざ呼び出しちゃって!
そして彼の名前がついに明かされる。
ちなみに島風というと‥ってあれ!?いねぇし!?いつの間にどこいったんだアイツ!
「そぉう、全てをさらけ出したこの俺はぁ!!サンシャィィイン…い・け!ボフッ」
いやボフッってなんだよ!?いわゆる『ちくビーム』なのか!?
「ざ・き」
「いええぇぇぇぇぇ!!!」
うるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!?
見ろよ!?妖精が怖がって縮こまってるぞ!?カワイソス!
「というわけで、今日からよろしくお願いします」
「あ、なんか真面目キャラだわ」
情緒不安定かよ。これからが不安すぎるわ。
なにはともあれ、ウチの鎮守府はまた新しい仲間を手に入れたのであった。
THE END
二次創作です。この調子であと5人増やすぞー!(笑)
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