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神道を信仰する人のなかにも様様いる。その思想信条を十把一絡げにして捉える気などさらさらない。地域のなかでみなから尊敬されているような素晴らしい人物もたくさんいる。なかでも上関原発計画と関わって、神社地売却に反対したために神社本庁から解任された林春彦宮司(室津賀茂神社)の生き様は、記者として関わったなかでも忘れ難いものがある。氏子の誰からも慕われ、その未来にとって譲れない問題として身体を張った末に亡くなられたが、最後まで清貧を貫き、人を欺いたり侮蔑するような世界とはまるで無縁の人だった。あのような尊敬すべき人物がいる一方で、氏を解任するために暗躍したのは当時の山口県神社庁の腐れ神主どもであったし、経産省や中電の意向に沿って解任したのは神社本庁の総長・工藤伊豆だった。末端でもがいた林宮司の死は、そのような金力や権力に群がる汚れた者たちへの痛烈な抗議の意だったのだと思えてならない。だからなのか、神社庁の有名どころが日本会議なるものと手を握って「愛国」の旗を振っているのを見せられても、みな陳腐なものに思え、反吐が出るような感情しか出てこない。今回の神道を標榜した国有地払い下げもまた、似たような腐臭がプンプンと漂っている。愛国にも本物と偽物がある。 長周新聞より抜粋=http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/
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