田中久稔
2017年3月6日16時49分
福岡市に住み、路線バスのお世話になっている。本数が多く、数珠つなぎで走る様子も珍しくない。そんな福岡の都心部に、1日に1本しか止まらないバス停があることを知った。これは一体?
博多駅から1~2キロの博多区東比恵、同区豊。目抜き通りの「百年橋通り」(国道3号など)沿いに、「東光小学校前」「榎田町」「八郎町」の三つのバス停が並ぶ。博多駅とひばりが丘団地(福岡県宇美町)を結ぶ西日本鉄道の38番系統という路線の一部だ。
東光小学校前は、ひばりが丘団地方面の下りが午前8時13分、博多駅方面の上りは午後6時27分の各1本しかなく、運行は平日のみ。ほか二つのバス停も同様だ。西鉄に尋ねると、昨年10月のある日の調査では、三つのバス停の利用は1日0~3人だった。
1月のある朝。東光小学校前で下りのバスを待った。乗り降りしたのは自分1人だけ。車内には十数人の客がいて、次の榎田町で6人が降りた。市内の男性会社員(65)は「職場がこの近くなんです」。通勤客が大半だ。
別の日の夕刻、ひばりが丘団地…
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朝日新聞社会部