奥深! ちくわぶ研究
今回は「ちくわぶについて考える」第2弾です。
「おでんにはマスト!」と固定ファンも多いけれど、
「ほぼ食べない」
もしくは
「食べたことがない」
という人も少なくない……それが、ちくわぶ。
もともと、東京・千葉・埼玉の一部で「おでんダネ」として愛されてきたローカルフードなんですね。近年は全国で販売されていますが、やっぱりまだまだ全国区とはいえない食材。「東京に来てはじめて食べた」という人も多いでしょう。
以前に『メシ通』で「ちくわぶはおでん以外でもうまいのか?」という記事を作りました。それがこちら ↓
ちくわぶ愛好家で漫画家の松本英子さんにも登場いただき、活用法を探求。ツイッターでアンケートも取りつつ、ひじき煮やカレームニエル、トッポギ風、はてはスイーツ活用まで、さまざまな情報が寄せられました。うん、ちくわぶの応用性、実はかなり広いぞ! おでんだけではなく、昔からいろいろと利用されてきたことも分かり、興味深い結果となりました。未読の方はぜひ読んでみてください。
さて、この記事をツイッターで宣伝してたら、テレビでもおなじみ料理研究家の本田よう一さんからリプライが!
ちくわぶは
から揚げにしても
うまいよー (本田よう一)
なんと!
さっそくご本人に作り方を教わってきました。
財布に優しく腹持ちGOOD
きょうの先生 本田よう一さん
【ほんだ・よういち】
1983年生まれ、福島県は泉崎村の出身。料理写真家から料理家の道に進む。現在ではレシピ考案&調理に加え、撮影やコーディネートもこなしマルチに活躍中。野菜たっぷり、素材の味わいを活かした料理に定評あり。栄養士でもあり、減塩レシピなども得意とする。あったかふくしま観光交流大使。トレードマークは水玉。
──本田先生、きょうも水玉の服が素敵です。それはさておき、早速ちくわぶのから揚げ、教えてください!
はい! ちくわぶは煮るのもおいしいのですが、揚げるとよりもちもちになるんです。クリスピーな食感になると、また味わいも変わりますよ。お財布にやさしく、腹持ちも良すぎるぐらいの一皿です(笑)。
確かに今回の原価、150円しないぐらいです。 材料をご紹介しますね!
まずは材料から
<材料>(作りやすい分量)
- ちくわぶ 1本(160g)
- 揚げ油 適量
A
- しょうゆ、酒 各大さじ1
- 塩 小さじ1/4
- ニンニクのすりおろし 1/2片分
B
- 小麦粉、片栗粉 各大さじ3
以上です。それではさっそく、調理スタート!
その① 切る
まずは、ちくわぶを好みの大きさに切ります。
決まりはありませんよ、輪切り、乱切り、ななめ切り、いかようにもお好きなように!
おすすめは、ななめに切ってからタテ半分に切ったもの。これを揚げると、なんとなくフライドポテトに似た食感になるんです。(本田さん)
その② 下味をつける
先ほど切ったちくわぶに、下味をつけていきます。Aを全体にからめましょう。
漬けおく必要はありません。それでいてしっかり濃いめの味が楽しめます!(本田さん)
その③ 衣をつける
この下味をつけた状態で、衣をつけていきますよ。Bをまぶしてください。
そののちに……
混ぜるべし!
力を入れる必要はないんです。全体にサックリ混ぜ合わさって、粉とタレが一体化する感じに。ちくわぶの穴の中まできれいにタレをつけなくて全然OK。少々のダマやムラも気にせずに!(本田さん)
な、なんて簡単な……。このぐらいアバウトでいいの、うれしいですな。
仕上がりはこんな感じ。うん、確かにムラがある(笑)。でも揚げ上がって試食してみたら、まーーーーーーったく問題ないのです。
その④ 揚げる、そして完成
さあ、揚げていきましょう。写真は直径20㎝のフライパンに1.5㎝ぐらいの深さで油をひいて、160度に熱した油に入れた状態です。
ちくわぶ全体が油の中に沈まなくとも、じゅうぶんしっかり揚がりますよー。(本田さん)
揚げ時間の目安としては、入れて1分、返して1分、さらに1分ぐらい、と覚えてください。トータルで3分ほど揚げたら、最後に強火に。トングなどで触れてみて、カリッとした感じになっていればOKです。(本田さん)
輪切りにしたものより、細切りにしたもののほうが早く揚がりますので、その点はご注意を! むずかしく考えず、見た目にうまそうなキツネ色になったら、もう大丈夫。バットなどに上げて、よく油を切ってください。
完成です!
おつまみ&おやつに
揚げたて、ニンニクが香って食欲を誘われます。さあ、いただきましょう!
ちくわぶ独特のにっちゃりした食感が、揚げることによってキュッとしまる感じ。いいスナックだなあ、ビールが恋しい! ニンニクを控えめにしてケチャップをかけたら、お子さんのおやつにもいいと思います。
粉チーズやカレー粉をふってもうまいですよ。七味などお好みトッピングを自由に試してください。(本田さん)
本田さん、きょうはありがとうございました!
※この記事は2016年12月の情報です。
※金額はすべて税込みです。