週末にランチを作ることの多い僕は、妻から「ガレットを食べたい」という要望をもらい、気合を入れて作ることにしました。
以前、自分が海外滞在時にフランス人の友人から教わった「クレープ」を作ったところ、妻に大好評だったのですが、その時に次回は「ガレットパーティーにしよう!」と約束をしていたのでした。
パパでも簡単にできるクレープパーティーで妻と息子の評価も急上昇!
ガレットって何?
ガレットは、「そば粉のクレープ」と言えばわかりやすいかもしれません。
クレープは一般的に小麦粉で甘い生地が特徴ですが、ガレットはそば粉で塩気のある生地です。歴史的には、ガレットの方が古く、ガレットを元にできたのがクレープと言われているようです。
そば粉って、日本のイメージが強いですがヨーロッパでも普通に栽培されているんですね。
薄く焼いたそば生地の上に、卵やキノコやハムなどをのせて、四隅を四角く折りたたんだものが、一般的なガレットのイメージなのではないでしょうか。
ガレットを作ってみる
では、ガレットを作ってみます。
レシピは結構自己流ですが、美味しく出来ました。
本格的なものを作りたい方はクックパッドなどを見てください(笑)
僕は、クレープを教えてくれたフランス人の友人と作った時(8年前)を思い出して再現しました。今回紹介するのはそのレシピです。
<材料>
【A.生地】
- 卵(1個)
- そば粉(200g)
- 冷水(250g)
- シードル or ビール(200g)
- 溶かしバター(10g)
- 塩(小さじ1)
【B.具材】
- 玉ねぎ(1個)
- キノコ類(エリンギやマッシュルーム)
- 卵
- 生ハム
- 葉物野菜(ルッコラや葉レタスなど)
- ニンニク
- ツナ缶
- ピザチーズ
ガレットの粉は、そば粉ではなくても、ガレットミックスとして販売されているものもあります。
ガレットの作り方
①ガレット生地を作る
- 材料Aをボールに入れ、ダマができないように混ぜ合わせます。
- シードルやビールが今回なかった(ビールがもったいなかった&自分が飲みたかった)ので、炭酸水を代わりに入れました。
- 混ぜ合わせたらラップをして冷蔵庫で1時間半~一晩寝かせます。
結構トロトロした感じになりました。
②具材(トッピング)を準備する
用意した具材を、生地の上にトッピングする時の状態にまで準備します。これが一番手間がかかるところかもしれません。今回用意した具材は、
- 玉ねぎはオリーブオイルとハーブスパイスでソテー
- キノコ(エリンギ)は、小さく切ってバター醤油でソテー
- 油っぽくならないように、ツナ缶はノンオイルの物をチョイス
- ニンニクは多めの油で、ニンニクチップスに
といった感じです。
葉物野菜はルッコラにしたかったのですが、レタスで代用しました。レタスは、洗って柔らかい部分を小さくちぎっておきました。
③そば生地を焼く
寝かせておいたそば生地を焼きます。ガレットのそば生地は、弱火から中火でじっくり焼きます。 途中でひっくり返さないので以前ご紹介したクレープよりも簡単でした。
- フライパンに薄く油をひき、軽く温める。
- オタマ一杯分の生地を流し入れ、フライパンを傾けたりオタマの底で生地を平らに伸ばす。
(画像再掲:詳しくはクレープのエントリにて)
④そば生地の上にトッピングをのせる
③で生地が均等に伸びたら、中弱火で生地の表面が乾くまで待ちます。30秒もすれば生地の表面が乾くので、自分のお好みの生地をトッピングしましょう。
例として、卵、チーズ、トマト、レタス、ニンニクチップスを載せた時の手順をご紹介します。
- 生地の上にピザチーズをドーナツ状にのせ、土手を作る。
- チーズの土手の中央に卵を割り落とす。
- フライパンに蓋をして、卵の白身に火が通るまで蒸し焼きにする
- 卵の白身が透明から白っぽくなったら、スライストマトとレタスをのせる。
- ニンニクチップスを載せる。
⑤ガレット生地の四隅を折りたたむ
トッピングをのせたら、ガレットの生地を四角い形に折りたたみましょう。レストランでよく見るあの形にします。四隅を折りたたんで四角くしたら、完成です!
※卵の火のとおり具合などを見て、白身がまだ透明なようでしたらもう少し蓋をして蒸し焼きにしましょう。
写真は、「ツナ、オニオン、エリンギ、レタス」のガレット。これも美味しかった。
まとめ
今回、家でガレットを作ってみて感じたことは、「ガレットはクレープよりもパパにとって作りやすい!」という事です。
まず、「ひっくり返さなくていい!」
そして、「弱火~中火で焼くので焦がす心配があまりない!」
野菜の下ごしらえが大変なら「卵、チーズ、スライストマト、ルッコラなどの葉物野菜があればそれっぽくなる!」
これらの点から、料理初心者のパパさんでも作りやすいと思います。
何ならガレットミックス買ってしまえば、粉も作る必要なし!!
後は、焼き方に注意して、生地をフライパンの上に薄くのばすことさえできればOK!
フライパンの上で自分の好きなトッピングをのせて、自由に味を変えて楽しめるので、小さなお子さんがいるご家庭の休日のランチとして楽しめ、パパの評価もうなぎ上りのはず!!!
ガレットは、そば粉の生地が食べごたえがあり、思った以上にボリュームがでるので、大人の男性でも2枚も食べれば満足の量だと思います。
トッピングも、様々な種類を用意して味を変えて楽しめる点もとても楽しいです。
外食で食べると結構な値段がするガレットですが、ご家庭で作れば安く、しかも楽しく作ることが出来ます。
今回もロクママから高評価をいただき、またクレープ&ガレットパーティーをすることになりそうです。その時は、息子にもトッピングをのせるのを手伝ってもらおうかなと思っています。
皆さんも、休日ランチとして、是非作ってみてはいかがでしょうか。
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言語聴覚士としてムンプス難聴の重篤度を知ってる身としては、テレビでおたふく風邪予防接種の重要性を知らせてくれるのは本当にありがたい。不顕性感染(かかっても症状が出ない人)が20%位いるので、知らずにうつす/うつされる事もあるので、予防接種受けようね
— ロクパパ (@ekakipapa) 2017年2月23日