擬態は、今、生物学会で最も議論の熱い話題です。
餌をおびき寄せるアンコウの「おとり」など、
どういう経路で進化したのか、化石も見つかっていないので
わからないのです。
おとりなしアンコウとの中間生物がいればよいのですが。
NO2さんの、「植物ないし他の生物の遺伝子取り込み説」は、
インフルエンザなどのウイルスを仲立ちとすれば、ありえないことではありません。
一重らせんの遺伝子RNAを持ウイルスは、自分では生殖機能を持たず、
生物とみなさない学者も大勢います。福岡伸一さんもそうです。
たとえばインフルエンザウイルスは、アポロ11号の月着陸船のような殻にRNAが入っており
人の鼻粘膜などに着陸して、遺伝子を注射し、
鼻粘膜細胞が、それを自分のDNAと勘違いして、せっせと増やすのですが、
「注射」するのではなく「鼻粘膜細胞が吸い込む」と考える見方もあります。
こうやって感染することで、ヒトは大昔、「ビタミンCを体内で合成できない病」に
集団感染した、という学者もいます。
なお、擬態には
保護色
攻撃擬態
ベイツ擬態
ミュラー擬態
など、いろいろなタイプがあります。
結論を述べなくてすみません。
あなたの思ったこと、知っていることをここにコメントしてみましょう。