3月、2017年の就職活動が始まった。企業の求人は例年を上回る高さで、学生優位が続く。だが、その裏で、発達障害をもつ学生の就活が社会問題になりつつある。2018年には障害者雇用義務が拡大する。彼らの悩みと個性を企業はどう受け入れるのか。
■医師の宣告、「ADHD」
昨年9月26日、東京・神保町。都内の私立大4年生のダイスケ(21、仮名)は、あるビル1階のエレベーターホールで逡巡(しゅんじゅん)して…
3月、2017年の就職活動が始まった。企業の求人は例年を上回る高さで、学生優位が続く。だが、その裏で、発達障害をもつ学生の就活が社会問題になりつつある。2018年には障害者雇用義務が拡大する。彼らの悩みと個性を企業はどう受け入れるのか。
■医師の宣告、「ADHD」
昨年9月26日、東京・神保町。都内の私立大4年生のダイスケ(21、仮名)は、あるビル1階のエレベーターホールで逡巡(しゅんじゅん)して…
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