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【芸能・社会】

X JAPANウェンブリー公演 マジソンと2大ロック聖地を制覇

2017年3月6日 紙面から

客席をバックにXポーズを決めるXJAPANのメンバー。左からSUGIZO、ToshI、YOSHIKI、PATA、HEATH

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【ロンドン江川悠】ロックバンド「X JAPAN」が4日(日本時間5日)、当地のSSEアリーナ・ウェンブリー(旧ウェンブリー・アリーナ)でコンサートを開催した。英国での公演は2011年のワールドツアー以来6年ぶり。14年10月に米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)公演を成功させており、英米両国の「ロックの聖地」を日本のアーティストとして初めて制覇した。

 「(新しい)扉を開けたにすぎない。MSGもウェンブリーも1回やっただけでは変わらないし、達成感はまだないですね。これからが始まりという感じです」

 リーダーのYOSHIKIはこう謙遜するが、これまでに英米の音楽の聖地を制覇したアーティストはビートルズや、ローリング・ストーンズ、クイーン、エルトン・ジョン、デビッド・ボウイ、マドンナ、ボブ・ディラン、U2らロック界のレジェンドばかり。Xが世界的なバンドへまた一歩近づいた。

 このライブは昨年3月に開催予定だったが、ギタリストのPATAが門脈血栓症などを患い、入院したために延期となっていた。1年間待ってくれた地元ファンへの感謝の気持ちを込めたステージで、ボーカルのToshIが「Finally we are here Wembley!!(ついにウェンブリーにやってきたぞ!!)」とシャウトした。

 代表曲「Rusty Nail」でステージが幕を開けると、1万2000人のファンが大興奮の渦に包まれた。「La Venus」や「Beneath The Skin」などの新曲も取り入れ、約3時間にわたって20曲を披露した。

 アンコールではYOSHIKIがクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」をピアノで演奏し、客席を沸かせた。「先月ロンドンに来てからアルバムのレコーディングをしていたら、フレディ・マーキュリーが使っていたピアノがあったので、(同曲を)練習していました。フレディが乗り移った感じですかね」。デビュー当時のメンバーの派手な髪形も、英国のパンクロックをイメージしていたことを明かした。

 「X JAPANは一度解散しましたが、あなたたちが支えてくれたおかげで僕達はここにいます。だから、これからもロックしつづけよう!!」。YOSHIKIは感極まりながら英語で感謝を伝え、「またここに戻ってきたい」とファンとの再会を約束した。

◆サイン会にファン殺到!!一時騒然

 X JAPANのデビューからMSG公演までの軌跡を描くドキュメンタリー映画「WE ARE X」が3日に日本と英国で同日公開され、4日はライブの前に会場で約1時間の特別バージョンを放映した。米国と香港で先行公開されており、今後はタイ、韓国、台湾でも公開の見込み。

 サウンドトラックも日本を含む9つの国と地域で発売中。3日にYOSHIKIがロンドン中心部の「HMV」で300人限定のサイン会を開催。会場を出るときは約500人が店舗前に集結し、一時騒然となった。

<SSEアリーナ・ウェンブリー> ロンドンではO2アリーナ、アールズ・コート・エキシビション・センターに次ぐ3番目の規模を持つ屋内競技場で、サッカー・イングランド代表の公式戦やUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦が行われたウェンブリー・スタジアムに隣接する。1978年の改修前までは「エンパイア・プール」と呼ばれ、2012年のロンドン五輪では新体操とバドミントン競技が実施された。昨年4月に3人組女性グループ「BABYMETAL」が日本人初の単独公演を開催した。

 

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