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もはやAndroidとiOSがスマートフォン市場の99.6%を占めている
MakeUseOf:あなたが次に買うスマートフォンがAndroid端末かiOS端末であることは、ほぼ100%わかっています。今やスマートフォン市場はGoogleとAppleの複占(2社による独占)状態であり、AndroidとiOSで市場シェアの99.6%を占めるまでになっています。その他のプレイヤーは、尻尾を巻いて逃げ出すほかありません。
ガートナー社が、スマートフォンの最新売上統計を発表しました。これを見れば、GoogleとAppleの複占を脅かしそうな企業は見当たらないことがよくわかります。GoogleとAppleは、事実上、競争相手を葬ってしまいました。そしていま、両社で覇権を争っています。
BlackBerryは死に、Windowsも死にかけている
ガートナー社によると、2016年の第4四半期には、世界で4億2,300万台のスマートフォンが販売されました。そのうち、81.7%がAndroid端末で、17.9%がiOS端末でした。合計すると市場の99.6%を占めています。そのほかの競争相手をすべて合わせても0.4%にしかなりません。
そのほかの競争相手とは、市場の0.3%を占めるWindowsと、市場の0.0%を占めるBlackBerryのことです。残りの0.1%は名も無いオペレーティングシステムが分けあっています。そして、そう、タイプミスではなく、BlackBerryはシェアの0.1%も獲ることができませんでした。BlackBerryはもう死んでしまったのです。
2社による複占とはいえ、序列ははっきりしていることには注意が必要です。市場の81.7%を占めるAndroidが単独でトップに立っています。とはいえ、Appleは、プレミアムな価格付けと確立されたエコシステムで十分な収益をあげています。ですので、両社ともに、現状には満足しているものと思われます。
すべては消費者の責任
競争は良いものだとするならば(競争は技術革新を促し、価格を低減させる)、2社による複占は消費者にとっては悪いニュースです。とはいえ、責任はすべて消費者の側にあります。WindowsではなくAndroidを、BlackBerryではなくiOSを選んだのは私たち自身なのですから。
Android and iOS Now Power 99.6% of New Smartphones|MakeUseOf
Dave Parrack(訳:伊藤貴之)
Photo by Shutterstock
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庄司真美
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