自民党は5日、都内のホテルで第84回定期党大会を開き、党則と総裁公選規程を改正し、総裁任期を「連続2期6年」から「連続3期9年」に延長を決めた。総裁としての任期が2018年9月に満了する安倍晋三首相は3選に向け次期総裁選に立候補することができるようになる。最長21年9月まで長期政権の布石を敷いた。
首相は党大会で「憲法改正の発議に向けて具体的な議論をしていく。それこそが自民党の歴史的使命ではないでしょうか」と演説。憲法改正に向けて強い意欲を示した。大会では「憲法改正の原案発議に向けて具体的な歩みを進める」と明記した運動方針も採択した。