手軽に栄養がとれて身体にいいと言われている「青汁」。
食に対する健康志向が高まっている今、世の中にはたくさんの青汁商品があふれかえっています。
身体のことを思うと早速、試してみたいけれど、商品がいろいろありすぎてどれを選んでいいのかわからないという方も多いのでは。
ひと口に「青汁」と言ってもそれぞれ商品によって、主成分が異なるものがいくつかあります。
今回はその中でも、青汁の代表的な主成分となっている「ケール」と「大麦若葉」に着目しました。
自分に合う「青汁」を見極め、最適なものを見つけていきましょう。
目次
1.ケールは苦くて大麦若葉は飲みやすいってホント!?
1-1 青汁の味の特徴
1-2 ケールの味は良くも悪くも濃厚
1-3 大麦若葉の味にはやさしい甘みも
2.青汁の主成分に選ばれたケールと大麦若葉の熾烈な争い
2-1 青汁ブームのはじまり
2-2 主成分に種類がある理由
3.ケールと大麦若葉にある栄養素のちがい
3-1 青汁(共通)の栄養素
3-2 ケールの栄養素
3-3 大麦若葉の栄養素
4.青汁を飲むといいことだらけ!手軽に健康的になれるアイテム
4-1 野菜不足の解消
4-2 手軽に栄養補給
5.便秘、ダイエット、ニキビにおすすめ!知られざる青汁の美容効果
5-1 便秘への効果
5-1 ダイエットへの効果
5-2 ニキビや肌荒れへの効果
6.青汁を飲むと同時に見直してほしいコト
6-1 食生活の見直し
6-2 生活習慣や生活リズムの再確認
7.ケールと大麦若葉どっちが自分向き?
7-1 自分に足りない栄養素とは
7-2 ストレスオフで続ける方法
8.身体に合わせた”かしこい青汁の選び方”
8-1 生活に合わせた選び方
8-2 身体に合わせた選び方
9.まとめ
1.ケールは苦くて大麦若葉は飲みやすいってホント!?
青汁を飲もうと決めたとき、まずはじめに気になるのがその味と成分ではないでしょうか。主成分であるケールと大麦若葉との大きな違い、それが「味」になります。
青汁を長く愛飲されている方のなかには「ケール派」と「大麦若葉派」に大きく分かれているのではないでしょうか。
なぜ、そのように派閥ができてしまうのか。
青汁を飲むために大きく左右する味のちがいを明らかにしていきましょう。
1-1青汁の味の特徴
一般的に青汁のイメージとして「にがい!まずい!青臭い!」などがあります。
これは主にケールを主成分とするものになります。
味の濃い緑葉野菜の青菜特有のニオイや味がするため、”おいしい”にはほど遠いイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
最近は、味がかなり改良されており、飲みやすさを追求するために他の野菜やくだもの、ミルクなどを併用したりして、飲みやすく工夫されたものがたくさん商品化されています。
1-2ケールの味は良くも悪くも濃厚
緑葉野菜ということから濃厚な青臭さ、苦みが強調され、昔から「にがい!まずい!」などの形容詞が主に使われております。
通常の青野菜よりも栄養価が豊富に含まれている野菜のためニオイや味もかなり濃厚です。
普段から、青臭さや苦みが大丈夫な方には問題ないと思いますが、最近では、加工されてタブレットになっていたり、他の野菜などとブレンドすることで味やニオイが抑えられ、昔よりは飲みやすくなっていると思います。
1-3大麦若葉の味にはやさしい甘味も
ケールに対抗してあらわれた大麦若葉の味は、ケールに比べて苦みも青臭さもなく、普通に味やニオイの違和感なく飲めます。
まずいというケールの青汁のイメージをくつがす救世主的な存在がこの大麦若葉です。
商品によっては抹茶風味であったり、やさしい甘味のあるものも出てきています。
長く続けたい方には、おいしく毎日飲める理想的な味と言えるでしょう。
2.青汁の主成分に選ばれたケールと大麦若葉の熾烈な争い
そもそも青汁の主成分とされていたのは高い栄養価を持つ「ケール」です。
そこになぜ「大麦若葉」という新参者があらわれたのか。
それには大きな理由があり、今なお、共にひしめき合っているのが事実です。
なぜ、青汁の主成分が二分化されることになったのかを調べてみましょう。
2-1青汁ブームのはじまり
青汁とは、ふつうの野菜で補えない栄養成分のある緑葉野菜(主にケール)を摂取しやすいように絞ってジュースにしたもののことを言います。
主に主成分とされているケールは、海外では普通に食材として調理し食されていたのですが、日本ではクセのある野菜のため、食卓でそのものを食べることは少なく、食べやすく”青汁”に加工して身体に取り入れるのが一般的となりました。
昔から青汁は、健康に気をつかう一部の人たちには普通に飲まれていたのですが、最近の青汁ブームの火付け役となったきっかけは、1990年代にバラエティ番組のバツゲームのアイテムとして出されたことがブームのはじまりと言われています。
当時、青汁は苦手な人も多く、とても強烈な味だったためリアクションができるいいアイテムとなったのだと思われます。
身体にいいけどまずい!一時期、有名なインパクトのある青汁のCMもありましたが、青汁に対するイメージはそんなメディアからの情報も強く印象づけられているのではないでしょうか。
2-2主成分に種類がある理由
昔から青汁の主成分として長く君臨していたケールは、野菜としての栄養価がとても高く、その含有量も優れており、一年中栽培が可能ということから、青汁の主原料として選ばれておりました。
しかし、「まずい!苦い!クセがある!」など、栄養価や効果を求める気持ち以前に、ケールの味を苦手とする人も多く、とても飲みにくい現実がありました。
そのため、毎日は続けて飲むことができないと挫折してしまう人もおり、身体にいいとわかっていても、なかなか飲み続けることができない人も多かったと思います。
そこで定着しないケール以外に、それに匹敵する栄養バランスのよい野菜はないかと代用できるものを探していました。
そこで発見されたのが、ケールに近い栄養素を持つ「大麦若葉」でした。
大麦若葉はケールに比べて、口当たりもよく、マイルドで飲みやすく、ほのかな甘みも感じられるものもあります。
今では青汁のメイン主成分の一つに「大麦若葉」が名を連ねることとなりました。
3.ケールと大麦若葉にある栄養素のちがい
青汁の主成分として何かと比較されている「ケール」と「大麦若葉」。
単純に野菜の違いだけではない、栄養素の成分や含有量、効果のちがいがあります。
もちろん両方とも栄養価の数や栄養バランスのよさは共通しておりますが、それぞれ特有の成分もあり効能も含まれています。
それぞれのちがいを把握し、マイ青汁を選ぶためにそれぞれの栄養ポイントをチェックしてみましょう。
3-1青汁(共通)の栄養素
青汁の主成分として何かと比較されている「ケール」と「大麦若葉」。
単純に野菜の違いだけで、実は両方とも一般的に必要とされる野菜の栄養素をかなり多く含んでいます。
それぞれの栄養価も高く、栄養バランスもいいのは両方のメリット言えるでしょう。
食物繊維、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、カリウム、カルシウム、鉄分、マグネシウム、リンなどの栄養素が、主に両方共通に含まれる大きな栄養素になります。
栄養価の量には「ケール」と「大麦若葉」それぞれ差異がありますのでよく検証してみましょう。
3-2ケールの栄養素
アブラナ科の地中海原産でキャベツの一種であるケールは、キャベツのように結球ではなく、葉を開く非結球として育ちます。
栄養価がとても高く、そのバランスも優れていて、野菜の中では高い栄養素をいくつも持つことから”野菜の王様”といわれています。
比較すると、ほとんどの栄養素が大麦若葉よりも多く、その中でも大麦若葉を上回る栄養素は、ビタミンB6が約6倍、葉酸は約3倍、ナイアシンが約2倍、マグネシウム約3倍になります。
ケール特有の栄養素としては、睡眠に関係する、神経ホルモンの一種である抗酸化物質メラトニン、カロテノイドであるの一種のルテイン、ビタミンA・B6・B1・B2、ミネラル、酵素、クロロフィル、フラボノイド、ポリフェノールなどがバランスよく含まれています。
そこから得られる効果としては、ストレス緩和(ビタミンC)、リラックス効果(カルシウム)、安眠効果(体内時計を整える働きのあるメラトニン)、白内障(高い抗酸化力に紫外線、テレビなどから出ているブルーライトを抑えることができるルテイン)、動脈硬化の予防、心筋梗塞や脳卒中へのリスクの軽減、がんの予防(発がん性物質の活性化を抑える)、花粉症などアレルギー体質の改善(アレルギーを引き起こす物質を抑制する)などの症状が主に、ケール特有の栄養素の効能として期待されています。
3-3大麦若葉の栄養素
イネ科の大麦若葉は、成長過程の栄養成分濃度が高い時期に収穫した大麦の若葉のことを指します。
それは麦を栽培する際に、成長途中の大麦の新芽を踏みつけて大麦若葉の成分濃度をあげる”麦踏み”という作業をすることで、ケールに匹敵する栄養濃度を保っていると言われています。
それぞれの栄養素の含有量は全体的にみてもケールには適いませんが、一般的な他の野菜に比べると充分な栄養素を含んでいるため、充分に栄養バランスのとれた理想的な野菜です。
ケールに劣ると言われている大麦若葉の栄養素ですが、成分によっては含有量を上回っているものもあります。
その成分は、食物繊維がケールの約10倍、ビタミンCはケールの約2倍、ビタミンEはケールの約5倍、カルシウムはケールの約2倍、鉄分”はケールの約5倍となっています。
大麦若葉特有の栄養素は、活性酸素を除去すると言われている”酵素SOD(スーパー沖再度ディスムスターゼ)”が多く含まれており、この抗酸化作用がアンチエイジングや美容効果を期待する方にオススメです。
大麦若葉の成分は主に、高血圧予防(血液中のナトリウムを吸収することなく排出を促すカリウム)、糖尿病(血圧上昇を抑える働きをするSOD酵素)、疲労回復(摂取した糖質をエネルギーに変えるビタミンB1)、美肌(コラーゲン生成をサポートする働きのあるビタミンC)などに効果があると言われています。
4.青汁を飲むといいことだらけ!手軽に健康的になれるアイテム
青汁というと飲むことに抵抗があるイメージが強いかと思いますが、実は、高いさまざまな種類のサプリメントをいくつも飲むよりも、1杯でたくさんの栄養成分を一度に摂取できる青汁は、経済的にも身体にも安心して続けることができます。
実際、野菜そのものが成分のため、安心して摂取できる利点もあります。
4-1野菜不足の解消
1人の人間に必要な野菜の量は、1日350g以上が必要と言われています。
時間に追われて食生活がままならない現代、外食やお弁当で簡単にすませてしまうことも多いのではないでしょうか。
実際に野菜を食べようとしても、毎日、野菜の調理に時間と手間をかけられない方もいると思います。
バランスを考えて調理したり、食事やお弁当を選んだりするのに疲れてしまうことはないですか。
青汁は野菜に含まれている多くの栄養素をバランスよく兼ね備えているため、毎日飲むだけでまとめて野菜の栄養素を摂取することが可能になります。
成分も野菜そのものなので、原材料もわかりやすく、安心して飲むことができます。
4-2手軽に栄養補給
忙しい今の時代、手軽をかけずに健康を手に入れられるのは大きなメリットです。
手軽に、バランスよく、毎日飲むことで十分な野菜の栄養素がとれるのが「青汁」です。
青汁を飲むことで、他は普通に食事することができます。
栄養補給が目的で飲む場合は、朝起きてすぐがオススメです。
朝は吸収しやすい状態にあるため、体内に青汁の栄養が浸透しやすくなります。
その際は胃の負担を少なくするために、なるべく冷えていない水で飲むことがオススメです。
5.便秘、ダイエット、ニキビにおすすめ!知られざる青汁の美容効果
女性に悩みの多い、便秘やダイエット、肌アレに朗報です。
青汁は飲み続けることで、今までの悩みがまとめて解消される効果があるんです。自然の食材の栄養素で、身体の中から美しくなりましょう。
5-1便秘への効果
便秘に最適なのは、食物繊維たっぷりの「大麦若葉」がおすすめです。
青汁を毎日飲み続けることで腸の動きが活発になり、快便できるようになります。
食物繊維を含むため、一番効果的な飲み方は寝る前に飲むのがオススメです。
5-2ダイエットへの効果
どうしても挫折してしまいがちのダイエット。
食事制限をして栄養が偏り、ストレスで肌荒れを起こしていませんか。
青汁は空腹時に飲むことで、青汁に含まれている食物繊維で満たされ、満腹中枢を刺激し食べ過ぎを防ぐことができます。
食事の前に飲むと余計なカロリーや脂肪の吸収を押さえてくれる働きがあります。
野菜そのものをたくさん食べなくても毎日、食前に飲むだけであとは普通の食事で大丈夫です。
食べるのを我慢せずに痩せられる魅力的な食品です。
最低でも1~3ヶ月は飲み続けることをオススメします。
5-3ニキビや肌荒れへの効果
日頃のストレスやダイエットなどによる暴飲暴食、不規則な食生活、栄養の偏りにより身体の栄養バランスが崩れ、ニキビや肌アレの原因になります。
美肌に必要なビタミンやミネラルが豊富に含まれる青汁は、栄養バランスもよく、摂取することで身体の中からキレイにするため、肌アレを予防するだけではなく美肌にも効果があります。
6.青汁を飲むと同時に見直してほしいコト
一番長く、一番近くで、常に一緒にいるのは自分自身です。
痛みも悩みも身体の不調も、何が苦手で何が好かを知っているのも、他の誰でもない自分自身です。
自分はまだ大丈夫!とみて見ぬふりをするのではなく、自分の身体の状態を把握しましょう。
6-1食生活の見直し
毎日、忙しく何かに追われて生活されている方が多いと思います。
意識は、お仕事や家族のこと、人間関係など気持ちの部分にばかり集中してしまって自身の身体のことをないがしろにしていませんか。
一度、この機会に自分自身のことを見直してみましょう。
6-2生活習慣や生活リズムの再確認
毎日、何時に起きて、何食、何を食べているのか、身体を動かしているのはどのくらいかなど、自身の生活習慣を知ることが健康を手に入れるための必須事項となります。
食事はどんな系統のものが多いのか?好き嫌いは?栄養の偏りは?
炭水化物が多いのか、糖質が多いのか、脂分が多いのかを確認して、今の自分に足りない栄養素やその分量を考えてみましょう。
7.ケールと大麦若葉どっちが自分向き?
普段から野菜の苦みは大丈夫、味は気にしない(もしくは気にならない)という人、濃い栄養素を摂取して少しでも効率よく効果を求めたい人には、濃厚な栄養素を多く含んでいる「ケール」が最適です。
毎日飲むなら、飲みやすく、味がおいしいほうがいいという人、どうしてもケールの味が苦手でムリという人には、ストレスなく続けられる「大麦若葉」をオススメします。
どちらにしても効果を得るためには継続することが大切になりますので、毎日、長く続けられるほうをオススメします。
7-1自分に足りない栄養素とは
まずは自分の食生活を見直してみましょう。
炭水化物が多いのか、脂質を多いのか、お酒やお菓子、気がつくと自分の好きなものだけをとり続けていたしないでしょうか。
1日振り返ってみるだけでも多くのことに気づくと思います。
その状態を把握し、分析して、自分に必要な栄養素を探してみましょう。
7-2ストレスオフで続ける方法
続ける方法をひと言で簡単に言ってしまうと、一番大切なことは意思の強さです。
その次にストレスのかからないようにして、精神的に無理のない状態をつくることです。
一般的には「ケール」よりも「大麦若葉」のほうが飲みやすいため続けるには向いていると言われております。
しかし、それは自身で味、効能、目的などをよく見極めて決めるのがベストです。
青汁商品の形態は、少しでも飲みやすく続けられるようにするために、メーカーの努力により日々進化しております。
ドリンクタイプのものから、粉末タイプ、顆粒タイプ、錠剤タイプ、カプセルに入ったもやゼリー状と、さまざまに形を変化させて、個々のニーズに合わせたものが販売されています。
もちろん毎日続けるというのは、根気以外にも費用の問題も出てきます。
それは、商品によってもメーカーによってもことなるため、コスパもよく、栄養もとれて、長く続けられる方法も考えなくてはなりません。
効能で選ぶのか、栄養成分で選ぶのか、それとも味で選ぶのか、形状で選ぶのか、コストで選ぶのか、そのなかでの自分にとっての重要なポイントをしぼって探してみるのも大事なことです。
8.身体に合わせた”かしこい青汁の選び方”
青汁には主に「ケール」と「大麦若葉」という主成分の異なるものがあります。
そのどちらがいいのかは、自分の身体や性格、生活習慣に合わせて選んでいきましょう。
それぞれを主成分とした青汁商品はいくつもあります。
それぞれどの商品も、飲みやすくする工夫もされており、昔ほどの抵抗はうすくなってきていると思います。
長く飲み続けていくものなので、これを機会にまず、飲み比べてみるのもありだと思います。
それを踏まえて、確実に自分に最適なものをチョイスしましょう!!
8-1生活に合わせた選び方
生活習慣は、人それぞれ職業やポジション、自身のクセによっても大きく変わってきます。
朝型か夜型か、一人暮らしか家庭があるのか、男性か女性かなど、それぞれ求める効能もことなってきます。
そこから考えると、同じ青汁でも、症状や目的に合わせて飲むタイミングもかわります。
まずは、自分が試してみたい青汁に対してどんな効能を求め、何を期待しているかを確認することが大切です。
そのうえで青汁の種類、摂取する形状やタイミングを決めていきましょう。
毎日飲むことでで野菜の栄養素が補える青汁は、飲むことさえ忘れなければ、食生活、生活習慣はそのままで栄養をとることができるため、時短、不規則、栄養バランスを整えたい場合などに最適となります。
今の自分の食に対する考え方はどれにあてはまりますか。
・栄養バランスよりも食べたいものや好きなものを優先してしまう
・食事にあまり興味がない
・簡単におなかがいっぱいになったら何でもいいと思ってしまう
・毎日忙しくて、料理で使う野菜処理に時間がかけられない
・野菜嫌いでたくさん食べること自体が苦手
・野菜は好きだけど、そんなにたくさんの量を食べられない
・毎日多くの野菜を調理するのはとても大変
さまざまなタイプの方がいらっしゃると思いますが、青汁の形状や味などかなり工夫されて、違和感なく摂取できる商品が増えてきています。
たくさんある商品の中から、自分の飲みやすい形状や味を見つけて、まずは毎日飲んでみることをオススメします。
手軽に栄養を必要とされる方にとって”青汁”は、とても最適な食材だと思います。
8-2身体に合わせた選び方
年齢を重ねてくると、食生活の偏りや身体の不調などが顕著にあらわれてきます。
病気になってしまってからでは、治癒や回復に時間がかかってしまい、気持ちも落ち込んでしまいます。
日頃から体調不良の症状は、少なからず出ているはずです。
そのシグナルに早めに気づき、身体の声に耳を傾けられるようになると、自身の体調管理をするヒントにもなります。
まずは今、自分の求めているものを明確にしてみましょう。
次のような方には『ケールの青汁』をオススメします。
・とにかく健康になりたい!
・なかなか眠れない!
・白内障の予防をしたい!
・早めにがんの予防をしたい!
・花粉症などのアレルギー体質を治したい!
また、次のような方には『大麦若葉の青汁』がオススメです。
・塩分のとり過ぎで高血圧が心配!
・糖尿病を予防したい!
・少しでも疲労回復したい!
・悩んでいる便秘を治したい!
・健康的にキレイに痩せたい!
・ストレスを解消したい!
・肌アレやニキビをなくしたい!
・美肌になりたい!
・いつもまでも若くいたい!
9.まとめ
以上、ケールと大麦若葉をそれぞれ分析し、味、効能、目的などをあげてみましたが少しは参考になりましたでしょうか。
最適なものに巡り会えることをお祈りいたします。
ご紹介してきた「ケール」も「大麦若葉」も共通の栄養素以外にも、それぞれが持つ特有の栄養素もたくさん含まれています。
多くの症状をかかえていらっしゃる方、改善したい部分がたくさんある方は、両方の成分を持つものを合わせて摂取するのもひとつの方法かもしれません。
各自、症状や目的によって合わせた飲み方があると思います。
飲むと決めたら、最低でも1〜3ヶ月は続けてみましょう。
青汁はお薬ではありませんので、飲んだらすぐによくなるという即効性はありません。
そのかわり野菜そのものの栄養分なので、普段食べている食事と同じ感覚で摂取することができるため、安心して続けることができます。
健康も、ダイエットも、毎日続けることで効果が出てきます。
これから先、自分の身体となが〜く、やさしく付き合っていくためにも、ストレスなく安心して続けられるように、ご自分に合った最適な飲み方を見つけて、より健康的な生活を手に入れましょう!
※病気によってはお薬との飲み合わせの相性もありますので、お薬を飲んでいらっしゃる方は、お医者様にご相談の上ご検討くださいませ。