森友学園、理事長が異常運営…幼稚園でも保護者とのトラブル続出 便つきパンツかばんに「しつけが甘い」
ただ、実質的に幼稚園を運営しているのは副園長である籠池理事長の妻で、「園児の保護者とトラブルになることが多く、園児数は父親でもある前理事長時代に比べ減っている」(地元教育関係者)という。
最近では、トラブルが訴訟に発展。昨夏には元園児の保護者が強制的に退園させられたとして、副園長や学園に約100万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴した。
訴状によると、年少クラスに在籍する男児は2014年6月以降、副園長らから「犬臭い」などと非難されたうえ、自宅で飼っている犬を処分するよう迫られ、15年2月にやむなく退園した。
保護者側は、副園長らが園内でおもらしをした男児に、便のついたパンツを直接かばんに入れて帰らせたと主張。母親に何度も電話をかけ「しつけが悪い」などと批判し、自宅に押しかけることもあったという。
保護者側は副園長名義で15年2月に配布された「今年1年のダイジェスト」という保護者向けの文書も証拠として提出。