愛知県安城市のJR東海道線の踏切で2日早朝、乗用車と衝突した電車が脱線、車の男性が死亡した事故で、安城署は3日、死亡したのは県警本部保安課の佐藤統彦警部補(43)=同市=だったと明らかにした。
捜査関係者によると、県警は今年1月、個人的なトラブルで佐藤警部補を指導し処分していた。自殺を図った可能性があるという。
JR東海などによると、事故は2日午前6時55分ごろ発生、6両編成の先頭車両が脱線した。全面再開には約13時間かかり、約8万7千人に影響した。
安城署によると、電車の運転士は「遮断機が下りているのに車が進入した。