精神科で病名を教えてくれない!どうして?治療への影響は?
2016/11/22
今回は精神科での診断についてのお話です。
精神科に通ってはいるけど自分の病名を知らない、という方もいるかもしれません。
どうして精神科では病名を教えてくれないのか、それでも治療は大丈夫なのか、精神科と病名について簡単にまとめてみました。
もちろんこの理由はそれぞれのケースで違うと思いますので、参考までに。
精神科で病名を教えてくれないのはよくあること?
知人の話なんかを聞くと、精神科で病名を教えてもらっていない方もたまにいます。
私の周囲はどちらかといえば診断名をもらっているパターンの方が多いですが、ネットの相談では病名を聞かされていないという声もありますね。
よくあること、とまでは言い難いものの『可能性としては十分考えられる』といえるでしょう。
ちなみに私は1回目で診断がありましたが、これはおそらく強迫性障害の典型的な症状が全部出ていたからかと。
病名を教えてくれない理由1.状態像だから
精神科で病名を教えてくれない理由の1つとして考えられるのが、1つの病気というより『状態だから』ということです。
うつ状態、眠れない状態、イライラする状態…1つ1つの症状はその人の状態を表すものであり、精神科ではそれを治療していきます。
定型的でわかりやすい症状ではない場合は、いったんその状態に対処してそのうち診断名がつくこともあり得ます。
病名を教えてくれない理由2.時間が必要
これも状態像の話とかぶってしまうのですが、例えばうつ状態が続いていたとしても安易にうつ病と診断できないのは、その後に躁状態が来る双極性障害の可能性もあります。
本人が不安を訴えていても背後には人格的な問題が隠れていたり…とにかく1度だけではなく何度も診断を重ねてそのたびに治療法を修正していかなければなりません。
ですので、早いうちにパッと診断を下すことは難しいようです。
病名を教えてくれない理由3.知らない方がいい
3つ目の理由は、患者本人が病名を知らない方がいいケースです。
希死念慮が出ているときなどには、病名を知って絶望してしまうこともあるかもしれません。
特に私の周囲では年齢を重ねた人にはその傾向が強いように思います。
精神科にかかる=恥ずかしい・情けないと思っていると、病名を診断することが大きなショックになってしまいます。
病名を知らなくて大丈夫?
病名を知ってショックを受けるかもしれない、と思うなら知らない方がいいケースもあります。
一般的に難治とされる病気だと闘病する気を失うことも考えられますし、それなら自分が困っている範囲での症状に対処していく方が生産的です。
病名は知らされていなくても治療において特に困っていないなら、お医者さんを変えることもそこまで考えなくてよいかと。
ただ、これから治療をしっかりしたいから知りたいっていうのも全然悪いことではないです!
私の場合は最初に病名が告げられたことで安心したというか、ネットとかで調べてこれからの治療法を予測できましたし。
知ってショックかもしれないなら知らないままで、闘病する上で必要だから知りたいなら聞いてみましょう^^
どんなふうに聞けばいい?
普通に診察のときに『そういえば私の診断名ってどうなってます?』みたいな感じで。
濁されたりした場合は教えられない理由を1度くらいは聞いてもいいかも。
あとは、自立支援医療の申請に行くときや休職・休学のときには診断書が出ます。
改ざんとかの恐れがあるので本来はそのまま出すのが基本ですが、封をしてなければ見てもいいっちゃいいです。
でもどうせ見るなら普通に聞いちゃった方が早いかなーと私は思います。





