本作は工画堂のシナリオ・シミュレーションゲーム。当ゲームの基本は同社のパワードールシリーズそのまんまで、相変わらずのシステムとインターフェースは一部で"伝統工芸品"とも評され、工画堂SLGを愛するニッチなユーザーに「(いつも同じだから)とっつきやすい」と好評を博している。またネット上で本作の攻略サイトを探しても殆ど見あたらない(同人サイトなら若干だがあった)という情報の少なさ故に、予備知識なしに楽しめるという長所も持つ。そんな本作のプレイを始めてみた。
感想。雑魚掃討がダルい。でもPDシリーズの様に突如援軍が現れたりはしないから(今の所)、その点はいいかもしれない。PDと比較すると、SPは魔法概念がある分イロイロできる(はず)なんだけど、魔法はインビジとディテクトマジックとダブルかけて、戦う必要のない敵は無視、倒す必要がある敵は近接戦闘型で殴って掃討のパターンで大抵カタがつくし、なんかPDの方が戦術性は高い気がする。2chでは一週目は厳しすぎるとの評価だったが、俺的にはこの位の難易度でちょうどよいかもしれない。これより簡単だと緊張感無くしてやる気にならないかも。あと、ストーリー(というか世界設定)もPDの方が私は好きでした。SPといい指極星といい、うさぎさんちーむのファンタジー世界作品はストーリーがなんかイマイチなんだよなあ。てえか、単に俺の好みに合わないってだけだけれども。
非常にどうでもいいことだけど、シナリオ・シミュレーションゲームとタクティカル・ロールプレイングゲームの違いが分かりません。