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58歳会社員を逮捕 改正航空法で初

 飛行禁止区域で無許可でドローンを飛ばしたとして、福岡県警八幡東署は3日、航空法違反(無許可飛行)容疑で北九州市戸畑区西大谷1、会社員、塩川貢志(こうじ)容疑者(58)を逮捕した。2015年12月に小型無人機の飛行ルールを定めた改正航空法が施行されて以降、ドローンの飛行による逮捕者は全国で初めて。

 容疑は昨年8月21日午後6時半ごろ、国の許可を受けずに、飛行禁止地域の北九州市小倉北区西港町でドローン(重さ約1.2キロ、縦横約26センチ、高さ約20センチ)を飛行させたとしている。「間違いありません」と容疑を認めている。

 同署によると、昨年10月、同市八幡東区内の山林に落ちていたドローンが拾得物として届けられた。内蔵のカードを調べたところ、禁止区域でドローンを飛ばす塩川容疑者の姿が映っていた。

 任意捜査に応じていたが、1月末以降、出頭要請に応じず、同署は証拠隠滅や逃走の恐れがあるとして逮捕した。警察庁によると、ドローンの無許可飛行を巡っては改正航空法の施行後、全国18都道府県で37人が書類送検されるなどしたが、逮捕者は初めて。【浅野翔太郎】

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