築31年の中古マンションを買い、フルリノベーションしたわたしたち。工事が終わり、新居に越して早5ヶ月。工事中もほぼ毎日現場に通い、解体&再生の工程を間近で見てきましたが、リノベーションが『成功』か否かは、実際に住んでみて初めて分かることですよね?
『こんなはずじゃなかった』を防ぐには、業者選びが重要なポイントですが、今回はプランニングを始める前に必要なこと&大切なことについて書いてみたいと思います。
マンションリノベーションの準備から完成までの流れ
- 業者を探す&選ぶ
- 業者との打ち合わせ
・要望ヒアリング
・図面作成(プランニング)
・再検討
・見積/契約書の内容確認 - 工事申請書の提出・挨拶
- 工事開始
- 施主検査
- 工事完成
- 引渡し
- アフターフォロー・メンテナンス
※わたしたちは1と2の間で物件探しをしました
1.イメージをストック
物件が決まったら、リノベーションの打ち合わせを始める前に、まずは頭の中の整理を!
- 全部書き出す(どういう家でどんな暮らしをしたいのか)
- イメージに近い事例や画像を探す
- 優先順位を付ける
最初はおおざっぱでもOK。どういうテイストのインテリアが好きなのか、反対に嫌いなテイストはどんなものなのか、などをプランナーがイメージしやすいように、なるべくたくさんの画像(事例)を探しましょう!いいと思ったものは、とにかくどんどんストックしてみてください。
オススメは『Pinterest(ピンタレスト)』海外の事例にはヒントが満載!
Pinterestの使い方は簡単。基本的には下記の2ステップ。
- ボードを作成(「リビング」「キッチン」のようにカテゴリ別にするのがベスト)
- 気に入った画像を任意のボードに保存
これだけです。ボード(分かりやすく言うとフォルダのようなもの)は最大500まで作れるので、カテゴリ毎に分けておくと、あとで見返すのに便利。Pinterest以外のサイト画像も保存することが出来ます。
Pinterest • 世界中のおしゃれアイデアまとめ
2.要望やアイデアをまとめましょう
プランナーと初めて打ち合わせした時、わたしたちはパワポで簡単な資料を作りました。言葉で一気に説明するより、ドキュメントにする方が(画像をまとめて要望を箇条書きにするだけでも)打ち合わせの精度は上がると思うんです。打ち合わせの流れは、
- Step.1 こちらの要望を伝える
- Step.2 ファーストプラン(図面)作成 ← これをベースに変更や修正をしていきます
- Step.3 各設備の選定(ショールーム訪問など)や、床&クロスなどなど細かい内容を詰めていきます
ざっくりこんな感じ。わたしたちは確か、3回くらい図面を修正していただいたと思います。
※実際に作った資料の一部です
『ニーズ』を引っ張り出してもらうことも大切
先ずは出来る限り『全て』伝えるのが最初の一歩。プランナーは、色んなことを総合的に判断しながら家造りのプランを練っていきます。なので、『自分たちを知ってもらう』感覚で、普段の過ごし方や好きなことなども含めて話をしてみてください。「家造りに関係あるの?」と思うような会話の中にも、家造りのヒントってあると思うんです。自分たちもまだ気付いていないニーズがあったり。
全ては『ズレ』をなくすため
プランナーが色んな情報をキャッチしやすいよう、そのための資料だったり、会話だったり・・。家造りは施主とパートナーのチームワークが何より大事なんじゃないかと思います。
勝手に資料を作って打ち合わせに挑んだわたしたちですが、設計士さんはそれをどんな風に感じたんだろう(笑)いつか聞いてみたいと思います!