演歌歌手としてデビュー５周年を迎えた岩佐美咲。同世代の演歌歌手が少ない現状については「良い意味でチャンスだと思って、頑張っています」と前向きだ＝東京・港区【拡大】

　演歌の歌唱については「かわいらしく歌うＡＫＢのときよりも、低音や感情のメリハリが大事」と日々特訓中。「私生活も演歌に染まってきましたね。タクシーに乗ってラジオから演歌が流れると、反射的に『イントロドン！』みたいに“あっ、（同じ事務所の）田川（寿美）先輩だ”とか“あっ、（鳥羽一郎の）『兄弟船』だ”とか思う」と笑う。

　昨年３月にＡＫＢを卒業してから１年が経ち、「今はひとりなので、地方でのお仕事の後はホテルの部屋でビールや酎ハイを飲むことが増えて、寂しい」と“ひとり酒”を告白。続けて「お酒って考え事をしたくないときに飲みません？　私は部屋で飲みながらテレビをみて『そこでこうきたかぁ～』とかブツブツ言っています」とお茶目に笑わせた。

　ＡＫＢからの卒業については「アイドルを辞めて後悔はありませんが、今はアイドルを応援することが私の人生の生きがいで潤いなんです」と身を乗り出した。

　「メンバーとの競争や周りの大人の方とうまくいかなかったりとか、私もアイドルの苦労はわかるんです」と主張した上で「それでもアイドルは舞台以外のＳＮＳとかでプライベートを切り売りして楽しませてくれるじゃないですか。つらいことがいっぱいあるのに笑顔で頑張っているから好き！」と笑顔。

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