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新幹線の改正ポイント

1. すべての定期「のぞみ」「ひかり」をN700Aタイプの車両で運転します。

平成25年2月のデビュー以来、N700Aを多くの「のぞみ」に充当してきました。
平成29年3月のダイヤ改正時点には、N700Aタイプの車両が136編成(※)まで揃うことから、すべての定期「のぞみ」「ひかり」をN700Aタイプの車両による運転とし、より快適な輸送サービスを提供します。
これにより、定期列車の約9割が快適性、環境性能などに優れたN700Aタイプ車両での運転となります。

(※)当社111編成、JR西日本25編成

<N700Aタイプ車両で運転する列車の本数>

( )・・・N700Aタイプ車両充当率

N700Aタイプ(※)の車両は、700系車両に比べ、以下の点で、安全性、安定性、快適性、環境性能に優れています。

※N700AタイプはN700A及びN700系(改造)の総称です。

安全性

危険を察知した時、より早く停まることで、より安全なご旅行をご提供しています。
高性能の「中央締結ブレーキディスク」を採用することにより、従来必要だったブレーキ距離を約1〜2割短縮しています。
「地震ブレーキシステム」の導入により、地震発生時に停車に要する距離を1割程度短縮しています。

安定性

自然災害などでダイヤが乱れたときには、遅れをよりすみやかに回復し、
従来よりも安定した運行を実現しています。
「定速走行装置」の導入により、勾配やトンネルなど、走行する線路の形状などによる影響を予測しながら、速度信号(制限速度)に沿って運行を自動的にコントロールしています。

快適性

より快適な車内空間をご提供しています。
N700Aタイプの車両では速度制限をしているカーブでも、車体をわずかに1度傾かせながら、最高速度での曲線走行が可能です。わずかな角度により、速度向上とお客さまの乗り心地を両立させています。
普通車は窓側などに、グリーン車ではすべての座席にコンセントをご用意しています。
すべての車両で無線LANが接続可能です。 ※東京−新大阪のみのサービスです。 ※ご利用にあたり、予め公衆無線LANサービスを提供する事業者とお客様との間でご契約が必要です。
一部のN700Aタイプの車両では、トイレ便座に温水洗浄機能及びベビーキープを備え付けています。

環境性能

700系車両からN700Aタイプの車両への置き換えにより、省エネルギー化を実現しています。
N700Aタイプの車両は、700系車両と比較して、編成あたり16%電力消費量を低減しています。
さらに、一部のN700Aタイプの車両では、客室蛍光灯の全てをLED化することにより、消費電力が3割以上低減される見込みのため、一編成あたりの年間のCO2発生量を現行のN700Aと比較して約25t削減しております。

2. 一部の「のぞみ」「ひかり」の所要時間を短縮します。

◆日中時間帯において、東京下り毎時30分発・上り毎時13分着の「のぞみ」計26本の所要時間を東京〜新大阪間で3分短縮します(東京〜博多間の所要時間は6分程度短縮)。
・東京駅発着基準
(下り)13本 7時〜19時台発 (上り)13本 10時〜22時台着

<下り>(例)  のぞみ17号

<上り>(例)  のぞみ20号

・・・ 時刻が変更となる箇所

◆早朝の「のぞみ」2本の所要時間を東京〜新大阪間で3分短縮します。

<下り>(例)  のぞみ3号

<上り>(例)  のぞみ206号

・・・ 時刻が変更となる箇所

◆日中時間帯において、東京下り毎時03分発・上り毎時40分着の「ひかり」計23本の所要時間を東京〜新大阪間で3分短縮します(東京〜岡山間の所要時間は一部列車を除き1分〜6分短縮)。
・東京駅発着基準 (下り)11本 7時〜17時台発 (上り)12本 11時〜22時台着

<下り>(例)  ひかり461号

<上り>(例)  ひかり462号

・・・ 時刻が変更となる箇所

【ご注意】
・写真、イラストはすべてイメージです。
・このほかにも、ダイヤ改正により、新幹線、在来線各線ともに、列車の時刻や運転区間、行先等に変更があります。
詳しくは、JR時刻表の3月号でご確認ください。
(新幹線や在来線の特急列車など、一部の列車は2月号に掲載しております)