2017年3月4日00時00分
■特派員リポート 渡辺淳基(ドバイ支局長)
都市部に高層ビルが林立するアラブ首長国連邦(UAE)で、政府がビル火災の予防に向けた法整備に乗り出した。ドバイやその周辺の首長国では近年、高層ビルの火災が続発。数百人の命が危険にさらされる事態が繰り返されてきた。難燃性の建築資材の使用を義務づけるなど、政府は法令の抜本的な見直しを急いでいる。
2015年以降、ドバイ周辺では高層ビルの火災が相次いだ。15年2月には、住宅地区「ドバイマリーナ」にある79階建ての高層マンション「ザ・トーチ」(高さ336・1メートル)で火災が発生。50階付近から出火し、外壁をつたうように上層階全体に炎が広がった。住民ら数百人が避難したほか、焼けた破片が周囲に落下した。
同年の大みそかには、観光客が…
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朝日新聞国際報道部