自己責任主義とはただの綺麗事では？

現実には自己責任社会に全くなっていないのでは

ないかと思うようになりました。
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そうですね。
自己責任といいながら、最低賃金よりも
年金よりも高い生活保護を支給したりして
いますから。


子どもの貧困は自己の問題では無く、格差(経済・学歴)の継承ですし、
自己責任は自分の問題は自分で解決するということなのに、
自力で解決しにくい世の中になっている気がします。
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そういう考え方の人がいるから、自己責任
が徹底されないのです。
実際に、生活保護などを受給している
人間を調査したら、これは知力の問題だ、と
指摘した専門家がおります。

社会の問題は確かにありますが、本人の
問題も大きいのです。

奇麗ごとというより、ご都合主義でしょうかね？

失敗した人を切り捨てるのに非常に便利な言葉です。
失敗の理由は、様々にあって、本人だけに原因を求められないものもありますが・・・
10％でもその失敗した人に非があれば、「自己責任です」と言い、切り捨てることができます。


「貧困？　でも、日本はみんな義務教育を受けるでしょ。勉強しなかったんだから自己責任ね！」


この一言で、政治家は正当化されます。
実際は、その政治家本人たちを見ればわかるように・・・

親の築いた選挙区の土台により、非常に有利に選挙に出られる。
親の権力に集まる資産家や、企業家と、幼いころからコネ　クションを得られる。
親の権力で集まるお金で、勉強だけに集中できる。
親の権力を相続する子供という事で、金の亡者が群がり、コネクションが無限に広がる。

パッと考えられるだけでも、政治家の子供は非常に政治家になりやすい環境と言えますよね。
貧乏人にこのコネクションを形成することは不可能です。


にもかかわらず

「貧困？　でも、日本はみんな義務教育を受けるでしょ。勉強しなかったんだから自己責任ね！」

これが成立、世間で支持されれば、政治家は政治を非常にやりやすい。
権力や財産を「世襲」している人にとって、非常においしい言葉ですからね。

無能のボンボンでも、華麗なる一族であれば、それがその「自己責任」で正義となる。
楽な話です。

自己責任は、無能、役立たずの上流階級を正当化できる最高の言葉でしょうね。



役に立つ有能な人はどんどん金持ちになればいいと思うんですけどね。
実際は、海外に引き抜かれたり、貧困に陥って才能の持ち腐れをしたり・・・代わりに無能のボンボンが特に役に立たないのに金だけ囲い込み、ベンツやフェラーリを見せびらかして生きる・・・もったいないことですね。

才能がある人に限って、自己に責任を追及したりする傾向があるのも・・・皮肉なものです。