石原慎太郎元東京都知事は3日午後、築地市場(中央区)の豊洲移転問題について都内で記者会見し、1999年に自身が都知事に就任した時点で「豊洲移転は既定路線だった」と説明した。東京ガスとの用地買収交渉は当時の浜渦武生副知事らに一任していたとして、詳しい経緯などは「報告も相談も受けていない」と述べた。
石原氏は冒頭、「都議会の百条委員会(証人喚問)に呼ばれているが、それまで待てない。座して死を待つつもりはない」と表明。「行政の最高責任者として、移転を裁可した責任は認める」と述べる半面、小池百合子知事について「やるべきことをやらず、築地をほったらかしにして、ランニングコストや補償がべらぼうに掛かる責任がある」と批判した。
移転問題については、「豊洲に移転すべきだ」と強調した。