私は中国に来てから、中国人には人懐っこい人が多いなあという印象を持っています。中国人と接すると、その人柄に癒されることがよくあります。
そう感じたエピソードの中から、1つについて書こうと思います。また、よく作る便利な「かつお節生姜」についても載せています。
人の出入りが多い部屋です
今住んでいるマンションは、スタッフの人(全員中国人)が空調の点検などのためよく部屋にやってきます。スタッフの人数は多いので、よく知っている人もいれば初めて会う人もいます。
以下の記事で詳しく書いています。
部屋着を着ないススメ。理由とメリットは?「着衣着火」にも注意!
スタッフの人は合鍵を持っているので、住人がピンポンにしばらく出ないと部屋に入ってきます。ちなみに、このことをきっかけに私は部屋着を着るのをやめ、いつでも対応できるようにしています。
発音練習は突然に
ある日、初対面の40代くらいの女性スタッフが用事で部屋に来ました。その時私はちょうどキッチンで料理をしているところでした。
春雨サラダを作っていたのですが、彼女はそれを見つけると、混ぜてあった具材を一つ一つ指さしながら、私に「中国語で真似してみなさい!」と言わんばかりの感じで突然発音の練習が始まりました(笑)
みじん切りも突然に
あと、私はよくこんな「かつお節生姜」を作ります。みじん切りにした生姜を少量の醤油でひと煮立ちさせ、最後に鰹節を入れるだけです。これを使って即席生姜焼きを作ったり、豆腐に乗せたり、納豆に混ぜて食べても美味しいです。春雨サラダと同時にこれを作っていたのですが…
私のみじん切りが不十分だったようで、彼女が「これは大きすぎるよ!」と言いながら包丁を持ち、さらに細かく切ってくれました。グイグイきます。とても人懐っこい人だなあと思いました。用事が済み、最後に彼女は「生姜は喉にいいよ!」と言い残して帰っていきました。
おわりに:人懐っこいって嬉しい
文章にするとその女性スタッフの行動が強引に見えてしまうかもしれませんが、それは私にとって嫌な感じはまったくなく、むしろ楽しい時間でした。(毎日だったらちょっとつらいけど笑)
生姜のみじん切りをしながら、私に「いつ中国に来たの?旦那さんはどんな人?」などと聞いてくれたり、彼女自身の家族の話をしてくれました。相手に関心をもってグイッとくる、そんな中国人に癒された出来事でした。それから「かつお節生姜」、おすすめです。