健康保険組合 1000人以上のマイナンバー紛失

健康保険組合 1000人以上のマイナンバー紛失
神奈川県内の医療従事者などが加入する健康保険組合が、1000人以上のマイナンバーなどが入ったCDーROMを紛失していたことがわかりました。組合は「誤ってゴミとして焼却処分されたと見られる」として、情報が流出した可能性は低いと説明しています。
医療機関に勤める医師や看護師などが加入する「神奈川県医療従事者健康保険組合」によりますと、先月17日、横浜市中区にある事務所で、加入者1064人分のマイナンバーや氏名などの個人情報が入ったCDーROM1枚がなくなっていることに職員が気付いたということです。

事務所内を探しても見つからず、3日後に組合が防犯カメラの映像を調べたところ、職員がこのCDーROMが入っていた封筒を棚から取った際に、CDーROMが近くのゴミ箱に落ちていたことが確認されたということです。

ゴミ箱のゴミはすでに回収され焼却処分されたと見られ、組合は情報が外部に流出した可能性は低いと説明しています。

神奈川県医療従事者健康保険組合は「心からおわびします。個人情報の保護や管理を厳格にするため、新たに専門部署を設け、再発防止に努めます」とコメントしています。