【レビュー】

RYZEN 7 1800X徹底検証 - ついに登場した新世代CPUは「AMD反撃の狼煙」となるか

11 ベンチマークテスト「BioShock Infinite」

 

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BioShock Infinite(グラフ41~52)

Irrational Games
http://www.bioshockinfinite.com/ja/home

KabyLakeのテストでは一部動かないケースがあって省いたが、今回は正常に動作したのでこちらも。このタイトルは、Unreal Engine 3だからDirectX 11対応で、しかもそう重くない。実際Welcome Centerの平均フレームレート(グラフ41)を見るとFull HDで200fps前後だから、今となっては超絶軽い方面に分類される感じだ。

このほかの結果を見ると、やはり解像度が低いとちょっとRYZENには不利であるが、解像度が上がって負荷が増すと次第にその差がなくなっていく。これはTown Center(グラフ44)やRaffle(グラフ47)、Monument Island(グラフ50)でも同じ傾向である。

一方最大フレームレート(グラフ42/グラフ45/グラフ48/グラフ51)や最小フレームレート(グラフ43/グラフ46/グラフ49/グラフ52)はここまでの影響はうけないようで、確かにRYZENがやや低めに出る場合もあるが、逆に最高速の場合もあるなどブレが大きい。総じて、平均フレームレートにのみ明確に差がでるという感じだろうか。

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インデックス

目次
(1) RYZEN 7に続いてRYZEN 5やRYZEN 3も2017年に投入予定
(2) 新たに明らかになった内部構成
(3) 検証環境の紹介
(4) ベンチマークテスト「Sandra 2016 SP3」
(5) ベンチマークテスト「RightMark Multi-Thread Memory Test 1.1」
(6) ベンチマークテスト「PCMark 8 v2.7.613」
(7) ベンチマークテスト「CineBench R15」(グラフ30~31)
(8) ベンチマークテスト「POV-RAY 3.7.0」
(9) ベンチマークテスト「TMPGEnc Video Mastering Works 6 V6.1.5.26」(グラフ33)
(10) ベンチマークテスト「3DMark v2.2.3509」
(11) ベンチマークテスト「BioShock Infinite」
(12) ベンチマークテスト「Deus Ex:Mankind Divided」
(13) ベンチマークテスト「F1 2016」
(14) ベンチマークテスト「Far Cry Primal」
(15) ベンチマークテスト「Grand Theft Auto V」
(16) ベンチマークテスト「Hitman 2016」
(17) ベンチマークテスト「Metro redux」
(18) ベンチマークテスト「Rise of the Tomb Raider」
(19) ベンチマークテスト「Thief」
(20) ベンチマークテスト「Tom Clancy's The Division」
(21) ベンチマークテスト「消費電力」
(22) RMMAによる内部解析 - Decode Bandwidth
(23) RMMAによる内部解析 - Decode Efficiency
(24) RMMAによる内部解析 - I-ROB
(25) RMMAによる内部解析 - I-TLB Size
(26) RMMAによる内部解析 - I-TLB Assosiativity
(27) RMMAによる内部解析 - D-TLB Size
(28) RMMAによる内部解析 - D-TLB Assosiativity
(29) RMMAによる内部解析 - Cache/RAM Bandwidth
(30) RMMAによる内部解析 - Cache/RAM Latency
(31) RMMAによる内部解析 - Minimal D-Cache Latency
(32) RMMAによる内部解析 - RAM Latency
(33) RMMAによる内部解析 - STREAM
(34) RMMAによる内部解析 - RAM Performance(
(35) まとめと考察

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