ソフトバンク買収案件でインサイダー取引か　SECが資産凍結

　米証券取引委員会（SEC）は、ソフトバンクグループによる米資産運用大手フォートレス・インベストメント・グループ買収の発表前にインサイダー取引をした疑いで複数のトレーダーの資産を凍結した。

　資産を凍結されたのはシンガポールを拠点とするメイバンク・キムエン証券とロンドンのRJオブライエンの顧客。SECによると360万ドル（約4億円）の違法な利益を得た可能性がある。

　ソフトバンクは2月14日、約30億ドルでのフォートレス買収を発表した。フォートレスの株価はこの発表に先立って急伸し、終値は...