米大統領の施政方針演説 米メディア 受け止めさまざま
トランプ大統領の施政方針演説について、アメリカのメディアからは、さまざまな受け止め方が出ています。
アメリカのNBCテレビは、「これまでで最も大統領らしかった」と評価したうえで、「就任演説とは異なり、トランプ大統領に投票しなかった多くの人にも歩み寄った演説だった」と伝えました。
また、トランプ政権に批判的な論調のCNNテレビは演説後に行った世論調査で、およそ8割が好意的な意見を示したと伝えたほか、同じく、トランプ政権に批判的な有力紙、ニューヨーク・タイムズは「トランプ大統領の演説はこれまでの一方的な行為や発言とは違うものだった」と評価しています。そのうえで、施政方針演説がこれまでのトランプ大統領の言動と異なる論調だった背景について、「公約した税制改革や医療保険制度改革、それに巨額のインフラ整備を実行するためには議会の協力が必要で、そのことが反映されていた」と指摘し、公約の実行に必要な議会の協力を得るためだと分析しています。
一方、ABCテレビは、「メキシコとの国境に速やかに壁を建設するなど、選挙期間中の訴えを繰り返し述べていた」と指摘し、従来からの主張を繰り返すばかりで、新しい内容が乏しかったという見方を示しました。
また、トランプ政権に批判的な論調のCNNテレビは演説後に行った世論調査で、およそ8割が好意的な意見を示したと伝えたほか、同じく、トランプ政権に批判的な有力紙、ニューヨーク・タイムズは「トランプ大統領の演説はこれまでの一方的な行為や発言とは違うものだった」と評価しています。そのうえで、施政方針演説がこれまでのトランプ大統領の言動と異なる論調だった背景について、「公約した税制改革や医療保険制度改革、それに巨額のインフラ整備を実行するためには議会の協力が必要で、そのことが反映されていた」と指摘し、公約の実行に必要な議会の協力を得るためだと分析しています。
一方、ABCテレビは、「メキシコとの国境に速やかに壁を建設するなど、選挙期間中の訴えを繰り返し述べていた」と指摘し、従来からの主張を繰り返すばかりで、新しい内容が乏しかったという見方を示しました。