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【プロ野球】

小久保流機動力野球が猛打呼ぶ

2017年3月2日 紙面から

台湾プロ選抜−日本 5回表1死一、二塁、打者筒香のとき三盗を決める秋山(右)=ヤフオクドームで(黒田淳一撮影)

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◇壮行試合 日本9−1台湾

 よもやの連敗スタートでもやもやした空気を吹き飛ばした。前日に打ち負けた台湾プロ選抜に9−1で快勝。元気のなかった打線に上昇の兆しが見えてきた。

 初回、いきなり山田がぶちかます。1ストライクからの2球目、141キロのストレートを左翼テラス席へ先頭打者本塁打。この日はチーム全体の集合時間より3時間以上も早く球場入りし、シーズン中のルーティーンである11種類のティー打撃をこなした。「腰の開きが早かった」のを見事に修正し、好結果に結び付けた。

 小久保監督のアシストも光った。山田は指名打者だった過去2試合と違い、二塁で先発。慣れ親しんだポジションで守備に就く前に快打を放ち、「守りからリズムをつくれということだと思う。そのおかげで打てた」と感謝した。

 1−0で迎えた5回の攻撃でも采配がさえた。1死一、二塁から果敢に重盗を成功。直後に筒香の一ゴロ失策で貴重な追加点を挙げた。指揮官は「戦術的なところなので全部は言えないが、ベンチワークと走者が一致した」とだけ明かした。

 二塁走者の秋山は3回にも二塁に到達し、「(相手投手の)傾向を確認できていたし、(5回は)いってもいい場面だった」。一塁走者の坂本も「いくかもしれないと思って準備はできていた」と追随した。本大会でも打線が沈黙したときに頼りになる足攻を実戦の中で試せた意義は大きい。

 大技小技を駆使し、らしさを取り戻した。出場した野手11人のうち8人が安打を記録。7日の本大会初戦に向け、ようやく上げ潮ムードに乗ってきた。 (小林孝一郎)

 

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