今「写ルンです」が若い女の子の間で流行っていることをご存知ですか? Instagramでも「#写ルンです」というタグがついた投稿が125,762件(2月21日現在)もあります。これらの投稿を見ていても分かるのですが、スマホアプリのフィルターでは出せない「「写ルンです」ならではの味のある写真はすごくお洒落でめちゃくちゃSNS映えします。
今回は、そんな「写ルンです」を片手にディズニーデートに行ってきました。そして、実際に「写ルンです」を使ってみて衝撃的だったことをランキングにまとめました。ご覧下さい。
第5位 成功率低すぎワロタ
「写ルンです」初心者であることに加え、スマホやデジタルカメラでの撮影に慣れすぎているため、現像したあとの成功率の低さに衝撃を受けました。39枚撮影できる「写ルンです」を2台持って行きましたが、SNSにあげても恥ずかしくないと思える写真は、78枚中15枚。
成功率19.231%!!
ちなみに、上の写真はディズニーランドのウエスタンランドのチャックワゴンで購入できる「スモーキーターキーレッグ(700円)」です。・・・が、もはやなにか分かりません。
第4位 毎回フィルム巻き上げなきゃいけないの!?
「じゃあ、撮るよー! ・・・・・・・・・あっ、ごめん、フィルム巻いてなかった」というやり取りを少なくとも10回はしました。私がすごくすごく大好きなラプンツェルもフィルムを巻いている間に前を通り過ぎてしまいました。
「写ルンです」は、ジッ・・・ジッ・・・ジッ・・・ジッ・・・とフィルムを1回1回巻き上げる必要があります。これはすごく新鮮でした。私が愛用しているXperiaにはカメラの“クイック起動”なる機能が付いており、最新のXperiaだと約0.6秒でカメラを起動させて撮影ができます。「写ルンです」は、どんなに頑張っても0.6秒では撮影することはできません。でも、最近は世の中のモノ・コト全てがスピードを求めすぎている気がします。だからこそ、たとえ大好きなプリンセスが目の前を通り過ぎてしまったとしても、「写ルンです」の生き急いでいない感じは見習うべき姿だと思いました。
第3位 現像ってなに?
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QRコードを読み込んでスマホでダウンロード -
CDデータ
撮り終わった「写ルンです」を持ってワクワクしながらカメラ屋さんに行くと、まず「現像料は500円です」と説明されました。
ranran
(・・・うんうん、現像ってよく分かんないけどまあいいや)
そんな感じで話を聞いていくと、写真プリントは1枚30円程度(サイズによって値段は異なる)、QRコードを読み込んでスマホで直接データをダウンロードする場合は1,100円(現像料込み)、CDにデータを入れる場合は1,000円(現像料込み)とのこと。
(なるほど〜! 現像ってよく分かんないけど、簡単にデータ取れそうだし便利だな〜!)
QRコードのやつと、CDのやつを1つずつお願いします!
その帰り道、現像って言葉はさすがに聞いたことあるけど何してるんだろう・・・? と気になり調べて見たところ・・・
げんぞう【現像 development】
撮影を終わった写真フィルムや焼付けした印画紙に画像を作るための化学処理をいう。撮影し,露光したフィルムや焼付け露光を終わった印画紙はそのままではまだ目に見える画像を作っていない。この状態ではフィルムや印画紙に潜像ができているので,潜像を化学的に還元する作用をもった現像液で処理することによって目に見える画像が現れる。この処理が現像である。フィルムや印画紙中の感光物質は,臭化銀や塩化銀などのハロゲン化銀結晶であって,ハロゲン化銀が光の作用を受けるとその結晶中に微細な銀原子集団を作る。
引用:コトバンク
データにするまでにそんな工程が必要なのか・・・! ここでも一つ衝撃を受けました。
第2位 ネガがかわいい〜♡
データを受け取った時にもらったネガフィルムがめちゃくちゃお洒落で可愛くて衝撃を受けました。小さいころ両親が持っていたのを見たことくらいはあるのですが、こうやって改めてみるとすごくすごく可愛いなあと思いました。
ちょうどデータを受け取った後に研究室の飲み会に参加したので、教授にネガの可愛さについて熱く語ったところ・・・
大学の教授
懐かしいなあ〜! 先生にはネガの可愛さは理解できんが、そうやって昔のものが今の若い子たちの間で再び人気になることは嬉しいことだねえ〜。先生の友達にも富士フイルムで働いている人がいるけど、「写ルンです」がまた流行り出したってすごく喜んでいたよ。
としみじみと語ってくれました。こんな風に「写ルンです」を昔使っていた人たちと今使っている人たちが、それぞれの視点で語り合うことができるのもいいなあと思いました。
第1位 現像してみるまで分からないドキドキ感
実はこの写真はかなりキメ顔をしたつもりだったんですが、現像して見たら目が0.2開きの写真になっていました。
「写ルンです」で写真を撮ってみようと思ったきっかけは、なんか流行ってるらしいからという程度でした。そして実際に使ってみて1番衝撃的だったのが、その場で撮った写真を確認できないことでした。「上手く撮れたかな?」「ちゃんと写ってるかな?」と不安や期待感がどおおおおおっと押し寄せてきました。撮った写真を確認できないことがこんなにも新鮮な感情をもたらしてくれるとは思いませんでした。現像した写真を見る直前のドキドキする高揚感も、中毒性がありそうだと思いました。また、この不安感や高揚感を味わいたいと思いました。次のデートでも絶対に「写ルンです」を持って行こうと心に決めました。
以上、今流行りの「写ルンです」を持ってディズニーデートに行って衝撃を受けたことランキングでした。「写ルンです」懐かしいな〜と思った人も、まだ使ったことがないよ! って人もぜひ使ってみてほしいです。新たな発見が絶対あると思います!
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