会計アプリのfreeeがマネーフォワードを訴訟したのは記憶に新しいですね。
さて、そんなfreee、まぁまぁ便利なのですが、事業も立ち上がってきて、税理士さんに任せた方が良くなってきたので、今期から税理士さんに任せることにして、freeeの方は解約することにしました。 今までありがとうfreee。そう思っていた時代が僕にもありました。
freee クソだな (再) pic.twitter.com/Av825h7WnK
— あおみかん@StarMined開発中 (@AknEp) 2017年2月21日
なんということでしょう!
会計の自動化、省力化を謳うfreeeが、解約だけは「電話での対応」を求めるわけです! とっても伝統的な日本風の解約手順ですね!なんて素敵なんでしょう!
……じゃねーよ。おかしいだろ!何様なんだよ。
ちなみに、問合せを繰り返していますが、回答は一切無く、本日3/2の時点でも放置されたままです。いつになったら電話来るんですかね?
解約に伴って消滅するデータとか色々あって、立ち上げ期のサービスであれば解約時にユーザーサポートでの処理が必要、なんて理屈は割と分かるんですが、潤沢な開発力を持っているfreeeにはそういう事情もないし、意図的にやっていると言わざるを得ません。 非常に不愉快、というか迷惑ですね。
ちなみに、会社ではMFクラウド会計を使ってるんですが、あっちの方が複式簿記をきちんと意識して作られているので、簿記がちゃんと分かるならMFクラウド会計の方が良さそうだという印象です。
続報
この後すぐ電話が来たので、解約することが出来ました。 事情を聞いたところ、以下のような話をしていました。
書かないのもフェアじゃないので、最低源ですが、記載しておきます。
- 「解約したつもりはないのに解約になっていた」などのクレームが頻発した
- 解約に関する責任をfreee側で負うために電話確認を一度行う方針を取るように変更した
- 以前はWeb上から解約できたが、以上の理由で仕様を変更した
とのことです。
それなら、Twitterみたいに30日間はデータが復旧できるようにするとか、手は色々あると思うし釈然としませんが、なぜそうなったのかについては納得が行きました。電話サポートの人が思ったよりちゃんと把握していて、ここについては好印象。
僕もWebサービスの開発に係わる事は多いんですが、この辺りは確かに厄介な問題ではあります。 ただ、解約操作をWebからだけではなくメールからのconfirmationも挟むとかで、上記のクレームは防げると思うので、やはり今の仕様は良くないと思います。サポートに負担もかかるし。
3月分以降の使用料の請求は行わないとのことで、実害はないんですが、現状「解約すらさせてくれない」というのがユーザーに不安を与える状況なのも事実なので、本エントリはこのまま公開しておきます。