冗談みたいやけど、このブログで創価学会から勧誘を受けた。それで、一般的に言って人が創価学会に入ったら幸せになれると思った。
先日来tkさんとは別に会っている人がいて、その人は先日、私がAKBの感想を書いたらメンバーはうれしいだろうと言ってくれた人なんだけれども、その人と話していて、私のブログの投稿を受け、実は自分は創価学会なんだと言われた。
ガチで冗談かと思った。
「中核派を名乗る私を勧誘したら、そりゃマズイんちゃうの?」
と言ってしまった。
仮に入っても大丈夫なんか、未だに疑っているけど。
ただ、その人は本当に人の言うことをちゃんと聞いていて、私が概ね期待した通りの返事が返って来る。
中核派になるとほぼ全員が
「そんなの関係ない、マルクスを読め!ストライキだ!」
になってしまってつまらない。
そう考えると、たとえそれが私に対しての勧誘のためであっても、人の言うことをちゃんと聞く訓練はしているのだろうし、そうするとやはり私が中核派で根底的に足りてないと思う「討論」が、創価学会ではできていると考える。
その人曰く、高校までいじめられてなかなか億劫だったけれども、創価学会に入っていろんな人と討論して、話しを聞けるようになったとのこと。
創価学会だと多額の費用を取られるというお話もあるけど、そうではなく、但し聖教新聞を近隣に週1で20件ほど(現在は他人の分も含めて週2だけれども)、1時間ほどかけて配っているとのこと。
また、30年ほどで世界192か国にも広がっているとのこと。
韓国との国際連帯とか言うとるけど、規模が違うなあ・・・
確かに調べたら書いてある。
http://www.sokanet.jp/sgi/gaiyo.html
創価学会インタナショナル(SGI)は、世界192カ国・地域に1200万人以上のメンバーを擁する、日蓮大聖人の仏法を信奉する団体です。SGIメンバーにとって仏法とは、各人が成長し、主体性をもって生きるための「個のエンパワーメント」と「内なる変革」を説く実践哲学です。
聖教新聞を実際に手渡してもらって読んだけれども、私が新聞ってやっぱこういうモノにすべきと思うモノにほぼなっとる。
団結とかなんとか、スローガンで終わらせるのではなくて、淡々と日常を伝えながら、伝え方によってヒトを変えていくことが必要と思う。
私が、中核派もこうなればいい、と言っているほぼそのまんまを、創価学会は為している。
だから、フツーのヒトが創価学会に入ったら幸せになれると思う。
だって1200万人が信仰している宗教が、そんなヘンなもののはずがないやん。
私も創価学会に関しての理解をちょっと改めた。
ココからは私の想像やけど、池田大作はリアルに創価学会を大きくしたから、その功績をみんながすごいと言うんやろ。
たとえばこんなこと書いてあるし。その時点で200万世帯くらいやったのかなあ。まあ1世帯2人としても、50年で3倍には増えとる計算やなあ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E5%A4%A7%E4%BD%9C
1960年代
5月3日 創価学会第3代会長に就任。戸田の七回忌までに300万世帯の弘教を掲げる[14]
けど、いま私がどうしても創価学会には入れないんじゃないかと思うのは、革命を掲げてない点。
コメント欄にもあるように、”人間革命”というのを掲げていて、それは私もリアルに学会の人に会っているから、この人みたいに人の話を聞く人ばかりになれば、世界はどれだけ幸せだろうか、と思うてまう。
けれども、それではダメ。
その人に対して、マルクスの言っている、資本が1/7とか1/8とかしか与えず、残りを搾取しているという発想を告げたら、それは知らなかった。
だいたい聖教新聞って、読んだら大企業の社長に向かって”リーダーの視点”を聞いていたりするし、革命なんて起こす気ないとも思う。
私が想像しとるのは、この創価学会員さんみたいな人が集まって、革命を唱えることやねん。
それは、中核派が池田大作の思想を取り入れるか、創価学会がマルクスを学ぶか、なんやろけど。
まあ他の人々が他の方法で試みる手も当然のようにある。
私はつねに言っているけれども、頂上にたどり着くことは大事やけれども、そのたどり着き方はいくらでもある。
「この道しかない」なんて言っている人間はいつまで経っても頂上にはたどり着けん。
世界経済が破綻したとき、案外創価学会員のほうが討論して怒りが爆発することだってあるかもワカラン。
いや、怒りを爆発させんように、政府寄りになるように教えとるんかな?
しかし日蓮って仏教の中でも異端児やし、いざとなったときどうなんかなあ。
そう思って調べたら、こんなことが書いてある。
1974年
12月29日 松本清張の仲介により、日本共産党の宮本顕治委員長と松本の自宅で会談。創価学会と日本共産党とが互いの存在を認め、相互不干渉を約束する、いわゆる「創共協定」を結ぶ(発表は約7ヶ月後の翌1975年7月)。
創価学会と共産主義が融合したら革命が起こってまうからやめましょう、ということなんかなあ?
いずれにせよ彼と私の会話は、タブーに触れるわけやろな。
まあとにかく、私を見て一方的にブログをやめろと言ってマルクス主義に丸め込もうとするか、或いはブログを読んでAKBを観て私を知ろうとするか、どっちの人間に対して私が好意を持つかは自明やんなあ。
そんな発想がないと、なかなか世界を相手にして闘えんとは思う。
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