こんにちは! デザイナーの渡邉です。
2017年2月16日に SmartNews さんのオフィスをお借りして UserMeetUP vol.2 を行いました。
※イベントのレポート記事はこちら
その際に、記者会見などでよく見かける背景のパネル(以降、バックパネル)を初お披露目しました。
今回はこのバックパネルの製作過程をご紹介します。
バックパネルを作成した背景
イベントに写真撮影専用のスペースがあると、ユーザーさんが気軽に記念撮影できて、しかもSNS映えする写真が撮れるので良さそうだね、という話が社内で挙がりました。
そのタイミングで UserMeetUP vol.2 の開催が決まっていたため、まずはそこに向けて作成することになりました。
製作手順
1.サイズ検討
サイズを決める基準になったのは以下の二点です。
・弊社社長の宮田の経験で、過去に参加したイベントでは4名程で撮影することが多かったので、その人数が見切れないこと
・今回のイベントに限らず、様々な関係性の人が並んで撮影をする可能性があるため、見知らぬ人同士が密着しなくても良いようにゆとりを持ったスペースができること
これらの状況で撮影した際に、パネルの後ろの壁が写真に入ってしまうことのないようなサイズ感を基準としました。
2.サイズ見積もり
では実際にどれくらいのサイズが必要なのか弊社の男性4名で並んで見積もってみました。
その時の写真です。
こちら業務終了後に撮影したもので、弊社メンバーがいかに日々の業務に全身全霊で取り組んでいるかが読み取れる、覇気の抜けた良い感じの表情に仕上がっております。(一番左が私です)
4名全員が収まる約 2m80cm のサイズを基準に、余裕を持った 3mのサイズのパネルを製作することにしました。
3.模様の検討
今回はシンプルにロゴを用いたパターンで作成する方向性は決まっていたため、その中で幾つか案を検討しました。
・A: SmartHR ロゴを2色の背景で並べる
・B:「背景:ホワイト + ロゴ:グリーン」 x 「背景:グリーン + S:ホワイト」の組み合わせ
・C:「背景:グリーン + ロゴ:ホワイト」 x 「背景:ホワイト + S:グリーン」の組み合わせ
シンプルな中にも動きのある良さ、から B と C に案を絞り、2 つを比較した際に B は「Sの大きなモチーフ + 背景:緑」の部分が過度に強調されて見ええたため、バランスのとれた C のデータで入稿することにしました。こういった一見わずかな差、の中で選択していく時でも「なぜそちらを選択したのか」を自分の言葉に落としこむことで「なんとなく」ではなく「明確に」決定するように心がけています。
パネル受け取り(一回目)
色味の確認
発注から1週間ほどでパネルが到着しました。
納品されたダンボール箱を開けてみると、”これじゃない”カラーのパネルが納まっていました。。。
この時、イベントまであと3日、というタイミングだったので非常に焦ったことを覚えています。
さすがにこれはまずいと、印刷会社さんにすぐに電話で確認をとり、色が異なっていた旨を伝え、再度印刷対応をしていただけることとなりました。
フレームの確認
パネルの色味はさておき、同梱のフレーム[幅:3m x 高:2.3m]を組み立ててみたのですが、こちらが一瞬にして組み上がる手間のかからないフレームで、その簡易さに一同テンションが上がりました。
衝撃のカンタンさにこの時は “これじゃないカラー”を忘れるほどでした。
パネル受け取り(二回目)
当日の朝、2度目のパネルを無事受け取ることができました。
今回は、 SmartHR グリーンカラーのパネルでした。(良かった!)
イベント当日
実際に立ててみたのがこちらです。
想像以上に存在感がありました。お借りした SmartNews さんの広いスペースにマッチした良い具合のサイズ感でした!
ユーザさんにも使っていただきました。
実際に見てみるとはじめに想定したサイズよりも少し大きく感じましたが、背景も見切れることなく綺麗に収まるサイズとなりました。
さすがに社員全員は入りきりませんでしたが。。
サイズ見積もり時の疲れた表情の男性メンバー達も、当日のパネルの前では良い笑顔でした。
改善点
通常、今回のアクシデントのような異なる色味とならないよう色校正で色味を確認することが一般的な流れです。しかしこちらの商品は色校正を出すことができない商品であったため校正なしで印刷依頼をしてしまいましたが、結果的に二度送付していただくこととなりました。
こういったケースでもトラブルの起きないよう、
・基本的には色校正を出せる印刷会社さんを探す
・それでも出せない場合は、色見本を送り、色が転びやすいことを入念に伝える
などの対策をして、次回はこの反省点を活かします。
皆様も色味にはお気をつけください!
最後に
KUFU では SmartHR を共に成長させてくれるメンバーを募集しています!
ご興味を持っていただけましたら、ぜひ以下のリンクよりお気軽にご連絡ください。
引き続き、SmartHR をよろしくお願い致します。