埼玉県三芳町の事務用品通販アスクルの物流倉庫火災は、1階北西部の廃棄用段ボール置き場でのフォークリフトによる作業が原因で出火した可能性が高いことが1日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、フォークリフトを運転していた作業員が、出火原因調査に「タイヤが段ボールの上で空回りし、後輪の方から煙が出た」と証言。火災が発生した2月16日午前は、床に置かれた段ボールをフォークリフトでトラックに積み込む作業をしていたという。
出火原因調査は地元消防と県警、総務省消防庁、国土交通省などが合同で実施。3月1日には現場で実況見分をした。