ごあいさつ
名誉会長 安倍昭恵 ごあいさつ
私が「素読」と初めて出会ったのは平成十八年五月でした。当時、私は主人が総理を務めていたこともあり、私自身いろんなことを学び、少しでも皆様の役に立てればとの思いで子どもや青少年の支援施設、時には少年院などの更正施設も訪れました。そんな中、引きこもりや不登校の少年、若者の自立を支援する私塾「知心学舎」が宗像市にあることを知り、さっそく訪ねたところ背筋をピンと伸ばし、正座をして大きな声で、それもとても速いスピードで音読していく彼らを見た時、その自信に満ちた力強い、凛とした姿に圧倒されつつも感動いたしました。
「素読は言葉が自然と体の中に沁みこんでいき、心に活気、自信、意欲を与え、精神力を養います。無気力といわれていた若者がいつの間にか進んで参加するようになり、生き生きとした表情に変わっていきます」との説明に深い感銘を受けました。以来、私たちは「素読」の素晴らしさを広く多くの人に解ってもらいたく、二十一年六月に「鈴蘭会」を立ち上げました。
日本の将来を担う青少年の人格教育を全国に推進し、美しい国づくりに参画していきたいと思います。
どうか皆様のご理解とご支援のほど、よろしくお願いいたします。
会長 安松鈴代 ごあいさつ
この度、私たちは日本の将来を担う青少年の人格教育を推進し、内面からの充実を図ることにより、美しい日本のこころを想い出すための会を、平成二十一年六月に発足いたしました。
この会は、江戸時代に寺子屋教育でかつて実施され、若者の心に、活気・自信・意欲を与え、精神力を養うための大きな効果をあげていた「素読」を、現代に普及させる推進活動を中心に行う会です。
漢文の古典を音読していく素読は、「四書五経」の中の「大学」「中庸」「論語」などを毎日、声を出し、姿勢を正して読んでいくものです。不思議に無気力といわれていた若者が何の疑問も持たず、すすんで参加し、いきいきとした表情に変わっていきます。実践的な先人の英知が、彼らの体に活力を与えていくものです。私たちは、多くの皆様とともに、全国に活動を広げていきたいと考えております。どうか皆様には、会の理念にご賛同いただき、ご加入、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
鈴蘭会(すずらん会)趣意書
謹啓 時下ますますのご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、この度、私たちは、日本の将来を担う青少年の人格教育を推進し、内面からの充実を図ることにより、美しい国づくりに参画していくための会を、平成二十一年六月に発足いたしました。
この会は、江戸時代に寺子屋教育で行われ、若者の心に、活気・自信・意欲を与え、精神力を養うための大きな効果をあげていた『素読』を、現代に普及させる推進活動を中心に行う会です。
漢文の古典を音読していく素読は、「四書五経」の中の「大学」「中庸」「論語」などを毎日、声を出し、姿勢を正して読みます。不思議に無気力といわれていた若者が何の疑問も持たず、すすんで参加し、生き生きとした表情に変わって行きます。実践的な先人の英知が、彼らの体に活力を与えて行くものです。
私たちは、多くの皆様とともに、全国に活動を広げてゆきたいと考えております。
どうか皆様には、会の理念にご賛同いただき、ご加入、ご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
謹白