恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第320回
アメリカ人の97%、恋人に「愛してる」言えなかった!?
2017.02.13 MON
恋人に愛情を表明するのは、誰しも苦手なもの。恋人からの愛情のおねだりに悩む諸君は、今回のデータをもって対抗してみてはいかがだろう?
写真提供:bst2012 / PIXTA(ピクスタ) 長く付き合っている彼女から、「ねえ、私のこと好き?」とたびたび聞かれ、辟易した思いをしている人はいないだろうか。「うんうん、愛してるよ」などと適当な相槌を打とうものなら、返事が雑だと怒られ、喧嘩になる。そんなカップル、いかにもありがちである。
決して気持ちが冷めたわけではなくても、恋人に愛情を伝えるというのはやっぱり気恥ずかしいものだ。彼女が「付き合ったばかりの頃は、そんな態度じゃなかった」と立腹するのもわからなくはないが、なかなかオープンな欧米人のようなノリにはなれないのがつらいところ…。
「恋人への愛情の表明が苦手なのは、じつは欧米人も同様なんです。なぜか向こうのカップルはあけすけなイメージがありますが、実際はもっと奥ゆかしい性質であることが、最新の研究でわかっているんです」
そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生である。これは次のような実験にもとづいているという。
「米ウエストバージニア大学の心理学者シャノン・カートン氏が、恋人がいる95人の大学生男女を対象に、こんな調査を行っているんです。カートン氏は被験者にまず、恋人とのやり取りを1週間記録させ、『好き』とか『愛してる』といった言葉を、伝えたくても伝えられなかったことがあったかどうかをチェック。すると、実に97.2%がイエスと答えたそうなのです。そしてその理由について、『指を絡ませるなど、仕草で伝えたつもりだから』と答えた人が17.0%、『周りに人がいたので恥ずかしかった』と答えた人が15.6%を占めたそうなのです」
実態を見れば、感情をストレートに伝える印象の強いアメリカでさえ、恋人に愛情を表明することが照れくさいのだ。日本人ならなおさらだろう。
でも、だからこそ、たまに囁く愛の言葉には価値があるとも言える。恋人にあまり寂しい思いをさせないよう、時には素直に気持ちを伝えてみてはいかがだろう。
(友清 哲)