2017.03.02
低コストかつ短期間で動画を制作できるようになったこと等もあり、さまざまなシーンで動画を活用する企業が増えてきています。動画活用の中心になっているのは、プロモーションや宣伝ですが、活用の場はそれだけではありません。動画を活用することでこれまでの課題が改善され、自社にとって大きなメリットになる可能性もあります。そこで、企業が制作を検討できる動画の種類を、シーン別にご紹介します。
企業がプロモーション活動を行う中で、動画は非常に重要な役割を果たすようになっています。動画が主役となる広報施策が多く立案されるようになっており、また、プロモーション企画やキャンペーンを盛り上げる、知ってもらうためのツールとして動画が制作されることもあります。
カタニハマルナ / DON’T BE CONVENTIONAL
出典:BROTURES YouTube公式チャンネル
商品や企業を宣伝するために制作し、広告としてメディアに掲載することを意識して制作した動画です。昔から制作されている動画広告としてテレビCMがありますが、近年はスマートフォンの普及やインターネット環境の発達等により、動画広告の選択肢が増えており、WebCM(YouTube等)、SNSの動画広告、路上広告(デジタルサイネージ)等を通じて様々なアプローチができるようになりました。
【ヤマダゲーム】宇宙戦艦ヤマト2199 ~イスカンダルへの旅路~
出典:宇宙戦艦ヤマト2199~イスカンダルへの旅路~
企業が配信するプレスリリースに動画を活用します。プレスリリースの補足として商品紹介動画を用意することは、テキストだけでは伝わりきらない商品の魅力を伝えるために有効です。また、プレスリリースを受け取る側も動画があることで、より手間なく情報を収集することができます。実際に、アメリカのプレスリリース配信会社「PR Newswire」では、テキストリリースと比較して、画像の添付で14%増。動画と画像の添付では2倍( 100% )、さらに音声データを添付すると3.5倍( 350% )増という高い効果があるというデータも発表されています。
「三越伊勢丹のJAPAN SENSES」動画プレスリリース – ISETAN MITSUKOSHI HOLDINGS
出典:ISETAN MITSUKOSHI 三越伊勢丹ホールディングス YouTube公式チャンネル
企業の集客施策やブランディング等で実施するセミナーやイベントに参加をする際に制作する動画。当日のプログラムのひとつとして流す場合は事前の準備が必要となり、後日のレポートで活用する際は当日の撮影が必要となります。イベントやセミナーの開催レポートで自社サイト等に掲載する動画ダイジェスト等を用意することは企業のブランディングや次回開催のPR等にも繋げることができます。
ユーザーやクライアントに対して使い方の指南等を行っていくタイプの動画がこれに該当します。説明書の役割を担った動画というとご理解頂けやすいかもしれません。商品を購入したユーザーのサポートとして配信することでファンやリピーターの獲得に繋がり、お客さまの購買を後押しするコンテンツにもなります。
つけまつげの上手なつけ方 【ディーアップ(D-UP)公式】 HOLDINGS
出典:D-UP (ディーアップ)YouTube公式チャンネル
社内の営業担当者が、クライアントへのプレゼン等を行う際に動画を活用するケースがあります。クライアント様に商品をより正確ご理解頂くためには、動画は有効的な手段です。他の動画とは異なり、YouTube等に掲載しない、オフライン動画となるケースが多いです。
プロモーション、宣伝、営業活動等で動画を活用できるシーンは以上となります。なお、企業が動画を制作を検討すべきはこの限りではありません。社内のイベントやリクルートにおいても動画は不可欠なものになっています。総務・人事に関連する動画については「総務・人事必見!シーン別ビジネス動画まとめ(バックオフィス編)」をご覧下さい。
企業のオンライン動画プロモーションに必要な情報を発信するWebサイトです。トレンド、拡散理由の分析、知識の共有、インタビュー等の特集記事を配信する“メディア”、最新の動画プレスリリースの掲載を行う“プラットフォーム”という2つの役割を担っています。既にオンラインでの情報収集は「読む」から「見る」に変化している時代です。ムープレは、企業の広報・宣伝活動に有益で、ビジネスの成功に繋がる動画情報が集約されています。