明日朝早いのについつい夜更かししてしまった…。
こんな時ってよくありますよね。でも、夜遅くまで起きていたので朝起きれるか心配になってしまいます。
スマホの最初からついているアラームでいつも起きているけど、あまりに普通すぎて起きられないという人は多いと思います。
しかし、スマホが普及して結構な月日が過ぎた現在では、数多くの特徴的な機能を持った目覚ましアプリが提供されています。
そこで、今回は遅刻できない日に使える絶対起きれる目覚まし時計アプリをご紹介していきます。
なお、すべて無料のアプリです!
おススメ度:総合的な評価
不快度:起きたときの気分
- 消し方:アラーム音の消し方です。
- ホームボタン:アラームアプリではホームボタンを押すと消えてしまうものもありますので、押したときの反応を書いています。
- バックグラウンド:アプリを開いていないときの作動状況です。
- マナーモード:マナーモードに設定していたときのアラーム音の作動状況です。
- 音量操作:音量を下げると音が消えるかを示しています。
- 音の種類:アラーム音がどんな音で鳴るか種類を示しています。
- 広告:すべて無料なので基本的に広告がついています。これがどれくらいかを示しています。
1.絶対起きられる目覚ましアプリ
おススメ度:★★★
不快度:★
- 消し方:スマホを振る
- ホームボタン:消えるが、通知が頻繁に来る
- バックグラウンド:通知が頻繁に来る
- マナーモード:関係なし(アプリを開いていれば)
- 音量操作:可能
- 音の種類:1種類
- 広告:ほとんどなし
まず最初にお勧めしたいのが、その名も『絶対起きられる目覚ましアプリ』。このアプリの特徴はアラームの消し方で、それも『スマホを振ること』です。
振るだけで消せるならすぐに寝てしまうのではと思ってしまいますが、これが全然消えません。
大体2,3分は振り続けなければなりません。
アラームが鳴ったときこのような画面になります。
この状態でスマホを振るとゲージがたまっていきます。
これを100%にすると止まりますが、まあ全然たまりません。
朝起きてすぐにスマホを振る動作はもはやちょっとした運動並みで結構つらいです。身体を動かしているので振り終わった後は自然と体も目覚めています。
このアプリのいいところは振っている間は音が消えるところです。
もし、パートナーや家族が同じ部屋で寝ているなら振っている間は起こすことはありません。(ただ、説明しておかないと朝起きていきなりスマホを振っている頭がおかしい人に見えます。)
難点は、ホームボタンを押してしまうと音が止まってしまうところです。
もちろんその状態でも通知がバンバン来るので十分うるさいです。
アプリを開けばまた鳴り出しますが、これまでためたゲージはゼロになっているので間違えて押すと一気にやる気が下がるので注意が必要です。
アラーム音は1種類しかありませんが、よくある『ピーピーピー』といった感じの普通の音でそこまで不快には感じないと思います。
いつものただ押すだけではなく振るという動作が特徴的なアプリです。
ただ、これはiPhone等のiOSしかないので、Androidユーザー用の同じ振るタイプのものだと、『デラオキ』というアプリがおススメです。
これはマナーモードに設定して音量を最小まで小さくしても最大音量で鳴らしてきます。
ホームボタンを押すと鳴らなくなりますが、これも通知がバンバン来ます。
ただ、振る回数が50回でいいので比較的すぐに消すことができてしまいます。
2.パズル・アラーム
おススメ度:★★
不快度:★★
- 消し方:数字を順番に押す
- ホームボタン:消えない
- バックグラウンド:通知が頻繁に来る
- マナーモード:関係なし
- 音量操作:可能(バイブは消えない)
- 音の種類:選べないがいくつかある
- 広告:消した後全画面広告あり
- その他の機能:睡眠導入音(9種類あり)
次におススメしたいの『パズルアラーム』というアプリ。このアプリの消し方も特徴的で『タッチナンバー』いう手法です。
タッチナンバーとは、上の画像のように数字が表示されているので、1~9の順番通りにタッチしていくものです。
寝ぼけた頭でやると結構時間がかかります。もちろん1回だけでなく複数回これをこなさないと音は消えません。
アラーム音は選べませんが、ロックやメタル調の非常にうるさい音で、音にびっくりして起きてしまいます。
これは、ホームボタンを押しても音が消えないのでずっとなり続けます。これで起きない人はまずいないと思います。
1日使うごとにポイントがたまり、ポイントがたまると難易度が選べるようになったり、タッチナンバーだけでなく振るタイプの消し方も選べるようになります。
このアプリを使えば、頭を使いながら指も動かすため自然と起きることができます。
3.数学目覚まし時計
おススメ度:★★
不快度:★
- 消し方:計算式を解く
- ホームボタン:消えない
- バックグラウンド:通知が頻繁に来る
- マナーモード:バイブになる
- 音量操作:可能(バイブは消えない)
- 音の種類:20種類の音とスマホに入っている自分の曲
- 広告:消した後全画面広告あり
続いて、計算式を解かないと消えない『数学目覚まし時計』です。
昼間でも計算式は解きたくないものですが、このアプリを止めるには朝起きてすぐに足し算、引き算、掛け算をやらなければなりません。終わるまでずっとアラームが鳴り続けるので急いで頭を起こす必要があります。
上の画像のように、正確には答えに合う数式を二択で選ぶ方式です。
最初から難易度がEazy、Normal、Hardの3つから選ぶことができて、上の画像はNormalのときの問題です。
掛け算と足し算が組み合わせた問題なんかは頭がボーっとしているので全然解けません。
また、問題数も最大10問まで増やすことができるのですぐ二度寝してしまう人は問題数を増やして難易度も上げれば対応できます。
ただ、Hardはマジでムズイので要注意です。全然止まらない!と焦ることになります。
※iPhone用ばかりになってしまっていますが、Andoridで使えるのも後で紹介するのでしばしお待ちを!
4.Sleep Meister – 睡眠サイクルアラーム Lite
おススメ度:★★★★★
不快度:0
- 消し方:スライドするだけ
- ホームボタン:消えない
- バックグラウンド:通常通り
- マナーモード:関係なし
- 音量調節:下げても徐々に大きくなる
- 音の種類:9種類の音とスマホに入っている自分の曲
- 広告:ほとんどなし
- その他の機能:スマートアラーム、スヌーズ、寝言録音
ここでちょっと趣向が変わったものを紹介します。それが『Sleep Meister』というアプリです。
これは今までとは違い消し方はいたって普通で、ただSTOPという表示をスライドするだけです。
しかし、このアプリがすごいのは消し方ではなく、『スマートアラーム』という機能です。
人は、深い眠りではなく浅い眠りの時に起きるとすっきり起きることができますが、普通のアラームだといつが浅い眠りかどうかはわかりません。
でも、このスマートアラームという機能は、スマホを眠る時に横に置いておくだけで振動などで睡眠の深さを感知して自動で浅い眠りの時に起こしてくれます。
ですので、浅い睡眠の時を選ぶ必要があり、アラームの時間の設定も7:00といった固定の時間ではなく6:30~7:00と間隔があいた設定となります。
※30分間隔より短くもできますし、スマートアラームを使わず固定の時間にすることもできます。
このスマートアラームの機能は抜群で、起きたときの爽快感は他のアプリとは桁違いです。
マナーモードでも音が鳴りますし、音量を下げてもどんどん大きくなってくるので寝ぼけて消すことも少ないです。
また、このアプリは睡眠時間やその日の睡眠の状況も記録することができます。
この情報を日々積み重ねていくと自分の睡眠の傾向がわかり今後の改善につなげることもできます。
さらに、面白いのが寝言を自動で録音してくれる機能もあることです。
いびきや寝言が気になるという方は自分で確かめることができますし、これを暇なときに確認してみるのも結構面白いです。
スマートアラーム機能がついているアプリは他にもいくつかありますが、それらとの違いはバックグラウンドでも機能することです。
ほかのアプリは、そのアプリを起動したまま横に置いておかねばなりませんが、このアプリなら開いておかなくても自動で起動します。
眠る前にスマホでネットを見たりSNSを見たりする人は多いと思いますが、一度設定しておけばいちいち開いておかなくてもいいのでつけ忘れも防ぐことができます。(眠る前のスマホは睡眠のためにはあまりよくはありませんが…)
ただ難点は、やはり簡単に消すことができるので二度寝してしまう可能性はあります。
一番いいのは今回紹介する他のアプリと共同で使用することで、それならば完全に二度寝をブロックすることができます。
なお、今回紹介しているのは無料版ですが、有料版もあります。ただ、機能的には無料で十分使えるのでアップグレードする必要はあまりないと思います。
これもiOSのみですが、Androidで同じようなスマートアラーム機能付きのアプリを使うとすれば『熟睡アラーム』がおススメです。
寝言録音などはありませんが、Sleep Meisterとほぼ同じような機能が使えるのでAndroidユーザーにはこちらのアプリがおススメです。
5.起こしてME
おススメ度:★★★★★
不快度:★★★★★
- 消し方:基本、写真、ふるふる、数学問題から選択
- ホームボタン:消えない
- バックグラウンド:通常通り
- マナーモード:関係なし
- 音量調節:下げてもすぐ最大になる
- 音の種類:9種類の音とスマホに入っている自分の曲
- 広告:ほとんどなし
- その他の機能:天気予報、睡眠導入音(5種類あり)
最後に一番絶対起きれると保証できるのが『起こしてME』というアプリです。むしろ絶対起きなければならない日はこれさえあれば十分です。
まず、一番大きいのがしっかり消さないと爆音で永遠となり続けるところです。
マナーモードにしても、ホームボタンを押しても、音量を下げても必ず最大音量でアラームが鳴り続けます。指定した消し方以外では絶対に消えないので不快度はMAXです。
消し方も基本、写真、ふるふる、数学問題の4つから選ぶことができます。
基本は停止を押すだけ、ふるふるは1で紹介した絶対起きられる目覚ましと同じです。数学問題は、3の数学目覚まし時計とほぼ一緒です。
そして気になる『写真』ですが、これがこのアプリの特徴的なところです。
この消し方は、まず眠る前に一度、トイレや洗面所、冷蔵庫などなんでもいいので部屋のどこかの写真を撮っておいて、起きる時に同じ写真を撮ると消えるというものです。
トイレなどベッドから遠いところを写真にしておけばベッドから出てトイレを撮らないとアラームは消えません。自然と立ち上がって動くことができるので簡単に起きることができます。
例えば、これは私の自宅の冷蔵庫とレンジですがこれを最初に撮っておきます。(汚くてすみません!)
そして、アラーム音を消すときは同じ方向から同じ風景を撮ります。眠る前に撮った画像とダブって見えるのできれいに重なるところで撮影すればアラームは止まります。
もはや高機能すぎて他のアプリは必要なくなってしまうくらいの目覚ましアプリです。また、このアプリはiOSでもAndroidでもダウンロードできるのもいいところです。
●注意事項
最後にダウンロードして使ってみたけど実際鳴らなかった!ということがないように以下のことに注意してください。
①通知等の設定をONにする。
紹介したほとんどのアプリは通知設定をONにしなければ起動しないことがあります。
ダウンロードした際に、すぐ許可するかしないか表示されるのでキャンセルせず必ずONにしてください。
また、起こしてMEで写真を使う場合は、写真へのアクセス許可が必要ですので、この機能を使う際はこれも必ずONにします。
②眠る前に一度試してみる。
どれも個性的な消し方なので起きたときにどう消せばいいかわからないということがあります。
また、設定が不十分で鳴らないこともあるので一度眠る前に試してみることをおススメします。
まとめ:快適な睡眠ライフを!
以上、絶対起きれる目覚まし時計アプリについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
ほとんど寝てないけど早朝出社しなければならない時など、本当に絶対起きなければならないときは、起こしてMEとSleep Meisterを両方使うのが最も効果的なので一番おススメです。
また、それほど寝坊の心配がない時はSleep Meisterでスッキリと起きれば朝からスムーズに活動することもできますし、睡眠時間の管理も行うことができて健康的な睡眠ライフを送ることができます。
アラームは個人によって好みが分かれるものです。実際に試してみて自分に合ったアラームを使い、快適な睡眠ライフを送っていただければ幸いです。