2017.03.01
どうも、おしょぶ~^^/です。
俗に言うカジノ法案が成立して少し経ちましたね。ちょっと落ち着いて考えてみたいので書いていきますね。
私自身は大変射幸心の強い方で、反対ではないのですが国民的合意が出来ているかと言いますと、?なのです。実際、自民党と連立与党の公明党が一致団結して…ではないですよね^^;
大きく役目を果たしたのは、自民党と日本維新の会で公明党は自主投票の上、山口代表は反対票を投じています。
●IRは本当に成長戦略と成り得るのか?
カジノと言えば「ラスベガス」「シンガポール」ですね!でもね、両方とも景気は良いとは言えない状態です。特に日本は2005年にカジノを合法化したシンガポールを意識していると言われていますが、2015年の対前年収益は10%ダウンです。
IR(カジノを含めた統合型リゾート施設)は、安倍政権の成長戦略の目玉とされています。安倍首相はIRはビジネスや会議、あるいは家族で楽しめる施設と言う立場ですが、シンガポールではIR全体の面積で言うとわずか3%のカジノがIR全体の収益の70%を占めているのが現実です。
いいですな。バニーのネイちゃん(失礼、汗)
日本て、世界に出しても恥ずかしくない国際会議場はすでに多くありますし、USJやディズニーランドは好調ですよね。
じゃ、結局カジノ中心の人の欲望が渦巻いた都市が出来るだけでは?売春が横行したり、ギャンブル依存症の問題をより深刻化するだけの施設になったりしないですか?
大丈夫かな?でも、出来たら行くけどね^^;
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●シンガポールの現実
シンガポールはギャンブル依存症対策として、家族や本人からの申し出に基づいてカジノへの入場禁止や制限する制度を導入しています。
また生活支援の受給者や自己破産者も入場禁止です。
※ここは日本もきっちりやってほしいところですね。
以下は2016年9月末時点、ギャンブル問題国家審議会調べの数字です。
シンガポールのカジノ入場禁止者は約31万人!
本人申し出ーーー26万7426人
家族申し出ーーー2284人
うち、シンガポール人(永住権者含む)は2万866人・外国人24万6560人です。
これに、自己破産・生活支援受給者の4万7254人が加わります。
※定年退職金を全てつぎ込んだなんて例も報告されていて、せっかく長く頑張って退職金を手にしたのに、バカラとかに使っちゃって「バカだ」なんてね^^
これは冗談ですが、退職金を全部博打に使って一文無しになって、生活支援受給者になられたら社会もいい迷惑だよね^^;
●日本の議論はこれから
実は日本のギャンブル依存症の議論はこれからなんだよね^^;
依存症とは違う問題だけど、ちょっと前に生活保護の受給者がパチンコをしても良いかどうか?議論になったよね。肯定意見の方もけっこういたけど、その方々はカジノもOK!の意見かな?
パチンコは良くてカジノは駄目も理屈的に苦しいしね。
この辺りは議論が再燃しそうだね。
おしょぶ~的には、社会から給付を受けている間はギャンブルは止めてほしい立ち位置ですね。最低限の生活の保障にギャンブルは馴染まないと思います。
もちろん、余暇はあっていいけどギャンブルはなぁ…^^;
みなさんはどうお考えでしょうか?
ギャンブル依存症と入場を制限する人の問題を、ちゃんと議論してからカジノを作るなら作って欲しいですね。でもおれは行くよ!!(笑い)